横浜市都筑区にある耳鼻咽喉科のセンター北ひまわり耳鼻咽喉科。院長の勝野雅弘先生に治療内容や病院への想いなどを伺いました。
ひまわりカラーが印象的な明るい待合室。院内はバリアフリーで車いすやベビーカーも安心です。
診療のモットーは、患者さんに安心感を
院名にあるひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」。太陽に向かって真っすぐに咲くひまわりのように、常に患者さんと向き合う医師でありたいと話す、院長の勝野雅弘先生。
診察では話しやすい雰囲気づくりを心掛け、現在出ている兆候や症状の奥に、さらなる問題点がないかを慎重に問診。また「患者さん自身が病気や治療についてきちんと理解し、納得することが、病気を早く治そうという前向きな気持ちにつながる」と、病気のメカニズムについて丁寧に説明してくれます。
診察台にはモニターがあり、耳・鼻・喉の状態を確認しながら先生の説明を受けられます。
舌下免疫やSASの治療実績は全国トップレベル
近年力を入れているのが、スギやダニアレルギーに対する舌下免疫療法です。アレルギー疾患は症状が出たら薬を飲んで抑えるという対処療法が一般的ですが、舌下免疫療法が目指すのは「根治」。アレルギーの原因物質を少しずつ取り入れることで、アレルギーを克服するというものです。3~5年の継続治療が必要ですが、一般的には2~3カ月で効果が現れます
高性能デジタルレントゲンなど充実の検査機器。聴力検査室は車いすのまま入って検査を受けることができます。
また、眠気などの副作用の心配はなく、妊娠中や授乳中にも継続できるメリットもあります。さらに、昭和大学藤が丘病院に勤務していたときに睡眠時無呼吸症候群(SAS)の専門外来を担当していたことから、SASの治療にも力を注いでいます。
横になれるベッドがある隔離室。発熱など感染症の疑いがある場合はここで待ちます。
「当院は2022年4月に開院10周年を迎えました。医療技術は日進月歩です。これからも常に新しい知識や技術を取り入れ、研鑽をし、患者さんのさまざまなニーズに応えてまいります」。
ビタミンママ編集部の注目ポイント
コロナ禍でも安心! 万全の感染症対策
横浜市都筑区:センター北ひまわり耳鼻咽喉科
待合室の壁に化学物質過敏症の原因とされるホルムアルデヒドを吸着分解し、再放出しない漆喰を使用するなど、患者さんにやさしい院内環境を整えています。
感染症対策としては、開院当初から使用している「UV除菌ライト」に加え、コロナ禍を機に、オゾンを使って空気を浄化する「オゾン除菌装置」と空気中の二酸化炭素の濃度を測定することで密状態を回避する「CO2モニター」を設置。患者さん第一に、より高いレベルの安心・安全を提供しています。
お話を伺ったのは

センター北ひまわり耳鼻咽喉科 院長:勝野 雅弘先生
日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。医学博士。