▲センター北ひまわり耳鼻咽喉科:横浜市都筑区
クリニック名の「ひまわり」は花言葉に由来していると伺いました。
ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」です。患者さん一人一人をしっかり診察したいという思いから、このクリニック名にしました。
院内もひまわりをイメージして、明るい雰囲気にしています。子どもの患者さんには特に、できる限り素早く処置するよう心掛けていて、不安そうな子や半ベソで来院した子が帰り際に笑顔で手を振ってくれるととてもうれしいですね。
子どもはもちろん、例えば大人の禁煙や睡眠時無呼吸症候群、めまいなどの相談にも対応しています。
風邪をひいたら耳鼻科に行くという人も増えています。
風邪の症状は、鼻水や咳、喉の痛みなどが多いと思いますので、耳鼻咽喉科の専門領域です。
また、子どもに多い、中耳炎や副鼻腔炎は、風邪が原因の場合がとても多いので、初期の段階から鼻や耳をきちんと診て、悪化させないことを大切にしています。早期治療をしないと慢性化したり、聞こえに影響したりということもあります。
▲診察室もひまわりをイメージした明るい空間です(センター北ひまわり耳鼻咽喉科:横浜市都筑区)
アレルギーをもつ子どもが増えており、低年齢化も進んでいるそうですね。
早い子だと1歳からアレルギー症状が出ています。小さなお子さんは症状を訴えることができませんから、寝ているときに苦しそうにしていないか、鼻水や咳が長引いていないかなどに注意してください。
気になる症状があれば、まずは血液検査などでアレルゲンを特定して、適切な治療を早めに行うことが重要です。放置すると悪化し、睡眠や成長、集中力の低下につながることもあります。
舌下免疫療法にも力を入れていると伺いました。
体をアレルゲンに慣らして、症状を和らげていく治療法で、完治も期待できます。子どもは5歳から治療が開始できます。1カ月に1度程度の通院で、自宅で毎日3~5年ほど服用します。
この治療は、親御さんの協力と本人の根気も必要になります。アレルギーがダニの場合は1年を通して、スギについては花粉が飛散していない時期(5~1月)から投与を開始します。
お話
センター北ひまわり耳鼻咽喉科
院長 勝野雅弘先生
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