川崎市宮前区にある、宮前幼稚園・宮前おひさまこども園。宮前区で最初にできた幼稚園です。
四季折々の姿を見せてくれる、自然豊かな広い敷地を有しています。そんな幼稚園をレポートしました。
もち米を育てて食べる農業体験から
自然の大切さ、命の尊さを学ぶ
年長さんになると、園内にある田んぼでもち米を育てます。泥んこになって苗を植え、鎌を使って自分たちの手で収穫、脱穀、精米したもち米は、12月に行われるお餅つきの材料になります。
「最初から最後まで自分たちでやり遂げる体験をすること、その過程こそが大切です」と亀ヶ谷先生。達成感が自信となり、生きる力を支える知恵が身につく、といいます。
全身泥だらけになった田植えのあとのお楽しみは、ドラム缶風呂。「いっぱい植えたね!」「元気に育つといいな」と笑いながら、順番に2~3人ずつお風呂に入ってきれいさっぱり。
家庭ではなかなかできない非日常の体験の数々が、かけがえのない思い出として心に深く刻まれます。
大きな愛情と温かいまなざし。園児の成長をみんなで支えたい!
当園では日常の保育を保護者の皆様に感じていただけるように、保育参観の機会をたくさん設けています。子どもたちには周囲の温かい愛情が不可欠で、私たち保育者はもちろん、保護者の方々にも、すべての子の成長を一緒に見守ってほしいとの思いがあるからです。
元気に遊び、学ぶ子どもたちの姿を間近に見て、ぜひ、保護者のみなさんも「ワクワクする気持ち」を感じてください。