横浜市都筑区大棚町にある、すぎの森幼稚園。園児たちの1日は広い園庭での自由遊びからスタートします。
異年齢の交流で遊びを発展させ、熱中することで想像力が開花し、社会性、思いやり、想像力を育てることを大切にしています。そんな幼稚園をレポートしました。
預かり保育は自然に異年齢の交流が生まれる場
幼稚園では主に就労支援の預かり保育「かもめくらぶ」と、園独自の預かり保育「にこにこくらぶ」を行っています。利用人数はその日によって異なりますが、30名前後の子どもたちが保育後の時間を過ごしています。
4~6歳の子どもたちが過ごす縦割りの時間は、共に支え合い刺激し合いながら生活する場です。預かり保育の保育者は日中にフリーとして園児に関わっており、普段の様子をお互いに知っているため安心。また、預かり保育中は子どもたちが好きなことを楽しめるように保育者が援助しています。
「『明日も、にこにこくらぶがよかった!』と、お迎えの際に保護者に話をしている子どもの姿を見られることをうれしく思っています」と吉野先生。
日々の子どもたちの様子は保護者用のアプリで発信!
遊びの時間を大切にすることで、子どもたちの笑顔やイキイキとする姿がよく見られます。日々の子どもの姿や育ちを保護者用のアプリを通して写真や動画を添えて伝えていて、保護者から「子どもの様子が見られて安心します」とうれしいお声をいただいています。
保育者同士で子どもの姿の共有や、語り合いも増えました。日々の伝達と年に2回の面談を設け、お子様の「育ち」を共有しています。