横浜市緑区にある森村学園。幼稚園から高等部までの15年一貫教育(男女共学)を行っており、主体的に活動できるような環境を整え、校訓である「正直・親切・勤勉」の心の土台を築きます。今回は森村学園の幼稚園の様子をレポートしました。
ビタミンママ編集部の注目ポイント
「裏の森」は、学園の敷地内にある森です。この日は年少さんが、裏の森の切り株に集まり、先生にドングリの絵本を読んでもらっていました。読み聞かせは「言語技術教育」のプログラムのひとつです。木漏れ陽と心地よく吹く風のなかで、お話に耳を傾けることで一層想像力が広がります。
さらに、「どんぐりころころ」を歌ったり、絵を見ながら「どれが好き?」「これは何をしているのかな?」という質問に答えたり、ドングリを見つける子もいます。まさに「あそび=学び」の時間。双方向性のある時間によって、聞く力、考える力、違う考え方を認める心が育まれます。
先生からのメッセージ
私たちは「主体的なあそび」を大切にしています。子どもたちから「ハロウィンパーティーがしたい!」「お祭りごっこ!」との声が上がればそれをクラス活動に取り入れて、内容や役割分担を子どもたちと一緒に話し合います。先生はみんなの「お助けマン」として全力でサポートします!
幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93