[新装版] 非認知能力を高める海遊びの本 [ビタミンママ別冊]
「デキる」につながる海遊び
デキる子どもを育てるシリーズ Vol.1 海遊びの本
2022年7月1日発行 1320円(税込)
4児のママである俳優・歌手の土屋アンナさんのスペシャルインタビューを追加収録した新装版
スペシャルインタビュー 土屋アンナさん
海遊びで育む非認知能力
海遊びを通して、子どもは何を得ているのか? それは「ハートの強さ、優しさ」だと土屋アンナさん。子どもにとっては遊び場であり、学び舎でもある海。そんな海を、安全に楽しみ尽くす極意をうかがいました。
協力=土屋アンナさん
最も身近な大自然、海を舞台に
親子で有意義な時間を満喫しよう!
生きとし生けるものの原点、海は子どもたちに無限の可能性と学びを与えてくれる。
協力=ocean+α(オーシャナ)
スペシャルインタビュー
「デキる」につながる海遊び
海の研究を通じた教育に長年携わるお二人の教授に、非認知能力とはどんなものなのか、また海遊びによって育まれる非認知能力と、子どもとの接し方についてお話を伺いました。
協力=東京海洋大学/佐々木剛先生/千足耕一先生
お医者さんダイバーが語る
子どもの知的好奇心を刺激する海の魅力
学生時代にダイビングに出会い、インストラクターを指導する「インストラクターディレクター」の資格まで取得するほどのめりこんだという医師の長田展明先生。ダイビングをはじめ海で遊ぶことが、子どもにどんな影響を与えるのか。子育て中にわが子を見て感じたことなどご自身の経験を語っていただきました。
協力=葛が谷つばさクリニック/長田展明先生
How to海遊び1
磯遊びで海辺の生き物たちとふれあおう
子どもが海に慣れ親しむために、まずおすすめしたいのが磯遊びです。潮が引いたあとにできる水たまり(タイドプール)は波の影響を受ける心配が少なく比較的安全で、よく観察するとさまざまな生き物に出会えます。本格的にシュノーケリングやダイビングに挑戦する前の第一段階として、磯遊びで海や生き物とふれあってみてはいかがでしょうか。
協力=ocean+α(オーシャナ)
How to海遊び2
ビーチコーミングで自分だけの宝物を探そう
海に囲まれた日本には長い海岸線があり、そこには外国のボトルや流木、ビーチグラスと呼ばれるガラスの破片やきれいな貝殻など、さまざまな漂着物があります。中には化石や鉱物が見つかることも!波が穏やかな日をねらって、砂浜で宝探しをしてみてはいかがですか。
協力=ocean+α(オーシャナ)
拾った漂流物で工作しよう
ビーチコーミングで拾ったビーチグラスや、貝殻などの漂流物。そのままでもすてきですが、インテリアグッズやアクセサリーとしてよみがえらせてみてはいかがでしょう。海の思い出を自宅に持ち帰り、子どもと一緒に楽しい工作時間を過ごしましょう。
協力=ocean+α(オーシャナ)
地域通貨「ビーチマネー」について学ぼう
ビーチコーミングをしていると、漂流物の中にガラス片を見つけることがあります。これらは「ビーチグラス」と呼ばれ、なんと地域通貨「ビーチマネー」として使えるのです!ここではビーチマネーの見つけ方やユニークな取り組み、さらにビーチマネーを使える場所をご紹介していきます。
協力=ocean+α(オーシャナ)/ビーチマネー事務局
How to海遊び3
シーカヤックで海に繰り出そう!
海のアクティビティとして人気上昇中の「シーカヤック」。水面に手が届く位置に座った状態で水の上を進んでいく感覚は、日常では味わえません。そこで、日本障害者カヌー協会の上岡央子さんに、その魅力についてお話しを伺いました。
協力=ocean+α(オーシャナ)/上岡央子さん
How to海遊び4
親子で始めるシュノーケリング
数多くのマリンアクティビティがある中でも、2歳~の子どもにもっともおすすめしたいのがシュノーケリングです。家族みんなで安全・安心に楽しむために保護者が知っておきたいポイントを、シュノーケリングガイドの小川拓朗さんに教えてもらいました。
協力=ocean+α(オーシャナ)/株式会社サマー/小川拓朗さん
自然の脅威と危険生物を知ろう
海遊びは常に危険と隣り合わせ。海での時間をより安心、安全に過ごすためには、自然の脅威と危険生物に関する知識をもつことが重要です。自分はもちろん、大切な家族の身を守るために、そして、海と楽しく付き合うために…
協力=ocean+α(オーシャナ)
How to海遊び5
スキンダイビングで海の生き物と泳ごう
シュノーケリングで海の楽しさを知ったら、次なるステップアップとしてスキンダイビングに挑戦してみましょう。サンゴ礁や海の生き物を、より近い距離から観察することができます。インストラクターの坪根雄大さんに、その魅力と知っておきたい知識について教えていただきました。
協力=ocean+α(オーシャナ)/坪根雄大さん
How to海遊び6
SUPで海の上を散歩しよう
浮力のあるボードに乗って、海の上を滑るように移動できるスタンドアップパドル(以下、SUP)。自分で操艇できる自由さが子どもの冒険心や想像力、判断力を養い、同時に、さまざまな自然環境を理解し、対応できる力を育むことができる海遊びです。
協力=OSYC(俺たちの湘南ヨットクラブ)
How to海遊び7
サーフィンで波の上を滑走しよう!
東京2020オリンピックの追加種目に選ばれたサーフィンは、サーフボードを使って波の上を滑っていく人気のマリンスポーツです。自然の中で作り出される波の斜面は、一瞬にして姿を変え、そして二度と同じ波が来ることはありません。一度の出会いの波にうまく乗るために、どうすればいいのか。サーフィンは集中力と、考える力を養えるスポーツと言えるでしょう。
How to海遊び8
スキューバ・ダイビングで地球を冒険しよう!
スキューバ・ダイビングは水中を「遊び場」として、海の中を自由に泳ぐアクティビティ。地球上の7割が海であることを考えると、実にたくさんの遊び場があると言えます。そんな素晴らしい水中空間を子どもと一緒に体感することができたら、と夢見る大人も多いでしょう。また、遊びながら自然を学ぶことができるのもダイビングの醍醐味。ゲームやテレビよりも充実したコンテンツがそろっている環境で共有した時間は、ずっとお互いの心に刻まれるはず。そこでこの夏、10歳から取得可能なPADIオープン・ウォーター・ダイバーコースに挑戦してみてはいかがでしょうか。親子で過ごす海中でのひとときは、かけがえのない時間になるはずです。
協力=ocean+α(オーシャナ)
いま、海で起きていること
海と聞くと、サンゴ礁を魚たちが泳ぎまわる、色鮮やかな世界を想像する人は少なくないでしょう。ところが今、海ではそんな世界を脅かすような事態が起きているのです。地球温暖化によるサンゴの白化、プラスチックごみに苦しめられる海洋生物、乱獲による種の枯渇、など――
私たち人類に密接に関わっている要因と、その問題に対して今すぐできる取り組みについて、千葉工業大学 創造工学部都市環境工学科の亀田豊准教授にお伺いしました。
協力=ocean+α(オーシャナ)/千葉工業大学教授・亀田豊先生
海洋教育が伸ばす知・徳・体
新学習指導要領にも取りあげられ、学校教育の中でも積極的に取り組むことが求められている「海洋教育」。海というフィールドは、創造力を広げながら熱意をもってやりぬく力、コミュ力、自制心、そして社会性を育む総合的な学びは、まさに非認知能力を学ぶ上で最高の学び場です。この海洋教育を約35年にわたって行い、また2 015年には文部科学省から「教育課程特例校」の指定を受けて体系的なカリキュラムとして取り組んでいる逗子開成中学校・高等学校(以下、逗子開成)の小和田亜土教頭にお話を伺いました。
協力=逗子開成中学校・高等学校
海の魅力に触れる体験プログラム
家族で海遊びに行きたいけれど、苦手意識があるとなかなか足が向かないもの。そんな人におすすめしたいのが、水族館の体験プログラム。安全、手軽に海の世界とふれあい、海の魅力を体感することができます。
協力=横浜・八景島シーパラダイス
水族館の歩き方
海の世界や海の生き物たちを間近で観ることができる水族館。ただ「観る」だけでなく、工夫が凝らされた展示やイベントを通して子どもの好奇心や想像力、思いやりなどを自然と育める場でもあります。
協力=横浜・八景島シーパラダイス
海の生き物図鑑
色とりどりのウミウシや、優雅に海中を舞うマンタなど、海に生息する生き物についての知識を身につければ、海で過ごす時間がもっと楽しくなるはず。
協力=ocean+α(オーシャナ)
海遊びグッズカタログ
海遊びを安全に、快適に楽しむためには、さまざまなお役立ちグッズがあると安心です。
ここではマリンウエアやライフジャケット、シュノーケリングベスト、さらに小さな子どもでも生き物観察が楽しめるビュースコープなどを紹介します。
協力=ocean+α(オーシャナ)
厳選ダイビングスポット
日本各地には、たくさんのダイビングスポットがあります。エリアによって、見られる生物や海の景観はさまざまです。ここでは親子で一緒にシュノーケリングやスキューバ・ダイビングを楽しむのに、初めてでも安心なおすすめスポットを紹介しましょう。
協力=ocean+α(オーシャナ)
厳選マリンショップ
「子ども向けメニューが充実していて、はじめてでも安心して参加できる」をテーマにocean+αおすすめのマリンショップをセレクトしました。
協力=ocean+α(オーシャナ))
ダイビングとSDGsの関係性
子どもたちによりよい未来を創出するという視点から、海をもっとも知り尽くすプロダイバーであり、株式会社ocean+α(以下、オーシャナ)代表をはじめ、実業家としても活躍する河本雄太氏に「ダイビングとSDGs」について語っていただきました。
協力=ocean+α(オーシャナ)/河本雄太さん)
これからのダイビングと海
Ocean(海)+α(プラスアルファ)のウェブメディアとして立ち上がったocean+α(以下、オーシャナ)は、これからの海を持続可能に共創していくダイバーと海の総合サイトです。私たちが考える「ダイバー」とはダイビングをする人はもちろん、シュノーケリングやフリーダイビングを楽しむ方、今はまだそれらのアクティビティの経験はないけれど、海の世界観を楽しむ人々も含んでいます。
そして、「海の今を知ること、学ぶこと、そして人生が少し豊かになること」をパーパスとし、サイトの運営に3つのキーワードを掲げています。
協力=ocean+α(オーシャナ)/河本雄太さん)