非認知能力を高める キャンプの本 [ビタミンママ別冊]
家族キャンプのススメ。
デキる子どもを育てるシリーズ Vol.3 キャンプの本
2022年7月15日発行 1320円(税込)
スペシャルインタビュー つるの剛士さん
キャンプで育てる非認知能力
子どもたちとキャンプを楽しむ理由は「僕が楽しみたいから」と断言する、つるの剛士さん。自然遊びを通して親ができることは“教える”ではなく“体験を共有する”こと。そして、好奇心に溢れた大人の姿が子どもにとっての最高のお手本になるのでしょう。
協力=つるの剛士さん
家族キャンプのススメ。
大自然の中で建てたテントに寝泊まりしたり、おいしい空気もスパイスに外で食事をしたり。山や川で思いっきり遊び、満点の星空を観察し、昆虫や野生動物と出会う。日常とは違う体験ができるキャンプには、子どもの非認知能力を伸ばす要素が詰まっています。青少年の自然体験活動に詳しい國學院大學の青木康太朗先生に、「デキる子どもを育てるキャンプ」についてお話をうかがいました。
協力=國學院大學 人間開発学部子ども支援学科准教授・青木康太朗先生
教えて、翔さん!
ベランピングを楽しむ9のコツ
いきなりキャンプ場に行く前に、自宅で練習をしてみては?ベランダで料理を食べたり、リビングにテントを張ってみたり。予行演習をしておけば、道具の使い方も事前に学べて安心です。
協力=ダディーズオピニオン/TEAM outside/田中翔さん
またまた教えて、翔さん!
デイキャンプの基礎知識Q&A
泊まりでキャンプはまだ不安… そんなときは日帰りのデイキャンプから始めてみては?TEAM outsideの田中翔さんが、デイキャンプの楽しみ方を解説してくれました。
協力=ダディーズオピニオン/TEAM outside/ファミリーパーク那須高原/田中翔さん
キャンプギアカタログ
初めてのキャンプでは、慣れている友人のキャンプに参加させてもらうなど、経験者と一緒に始めるのが安心です。もうひとつのおすすめは、レンタルギアが充実しているキャンプ場でスタッフの方からレクチャーを受けながら、短期間で道具の使い方をマスターする。これもいい選択です。ここにある道具一式はキャンプ場のレンタルセットです。まずはレンタルからスタートし、使い方を学んだり、使用感を味わったりしたうえで、自分の道具をそろえてみてはいかがでしょうか。
協力=コールマン
はじめてのキャンプ体験
子どもが生まれたときから、いつかは行きたいと思っていたファミリーキャンプ。二人の息子が4歳、6歳と大きくなったこともあり、満を持してのキャンプデビュー!
まずは道具を揃える前に、レンタルギアが整い、サポートもしてくれるキャンプ場からスタート。これからファミリーキャンプに挑戦してみたい、というママ、パパはぜひ参考に!
協力=ダディーズオピニオン/TEAM outside/outside Base/田中翔さん
スマートに楽しむ10のヒント
ちょっとの工夫で快適に、そしておしゃれに。初心者キャンパーを初心者に見せない、非日常をより味わえる簡単テクニックをキャンプの達人、三浦修さんがご紹介します。
協力=三浦修さん
親子でつくろう キャンプめし
みんなで作って野外で食べる、ダイナミックな「キャンプめし」も、キャンプの醍醐味のひとつです。食材の下準備や火起こし、そして後片づけまで、キャンプめしには普段と違う刺激がいっぱい!そこに何かひとつでも子どもの「好き」や「やってみたい!」があれば、きっと子どもたちは驚異的な成長を見せてくれます。効率的で簡単、そして何よりおいしいレシピで、子どもの得意や興味の元を見つけましょう!
協力=親子キャンプ.com/asobi基地ユニバーシティ/寄金佳一さん
親子キャンプで一番大切なのは
「子どもの“やりたい!”をとことん!」
「親子キャンプ.com」は、国内では数少ない、ファミリーキャンプ情報だけを専門に発信しているウェブメディアです。一人の保育士が2012年に立ち上げた子育て応援コミュニティ「asobi基地」の傘下団体「一般社団法人asobi基地ユニバーシティ」が運営しています。このウェブサイトの編集長であり、「asobi基地ユニバーシティ」の代表理事を務める寄金佳一さんに、「親子キャンプ.com」を立ち上げた経緯や、親子キャンプの魅力について語っていただきました。
協力=親子キャンプ.com/asobi基地ユニバーシティ/寄金佳一さん
たき火を囲む
たき火はキャンプの楽しみのひとつです。
ぼんやりと炎を見ながら、ゆったりと流れる時間を親子で楽しんでみてはいかがですか?
協力=ダディーズオピニオン/TEAM outside/ファミリーパーク那須高原/田中翔さん
親子で挑戦!ロープワーク
タープをしっかり張る、小物を吊るす、木の幹にハンモックを掛けるなど、キャンプのあらゆるシーンで覚えておくと役に立つロープワーク。子どもも一緒に練習することで、どう結べばほどけないか、しっかり締めるにはどうすればいいのかを考えるだけでなく、指先の巧緻性の向上にもつながります。特に指先は脳に直結する神経が集中しており、手を使うことが脳の発達を促すことから「指先は第二の脳」とも言われています。キャンプ場でロープを自在に扱えるよう、家庭でしっかり練習しておきましょう。
キャンプに持って行きたい
厳選!外遊びアイテム10選
せっかくキャンプに来たけれど、子どもはテントの中でゲームばっかりしている。でも、どんな遊びをさせてあげればいいのかわからない…。そんなママ・パパの「モヤモヤ」を解消する、外遊びグッズをご紹介!自然いっぱいの爽快な空気の中で、体を使って思い切り遊びましょう。
協力=Green Summit
昆虫図鑑
自然がいっぱいのキャンプ場では、季節に応じてさまざまな昆虫と出会えます。特に夏は子どもたちに人気のカブトムシやクワガタムシなどが顔を見せてくれることも。ここでは、キャンプ場で出会える(かもしれない)昆虫を集めました。
そうだ、この週末キャンプ行こ♪
キャンプに行くとなると、まず準備するのはテント。寝床の確保ができたら、快眠のためにマットやコット、寝袋などが必要になります。そう考えるだけで億劫になるという人も少なくないでしょう。この週末、時間が空いたしキャンプでも行くか。なんて気楽な思いつきは決して簡単には実行できません…
しかし、車中泊できる車があれば、キャンプ場の手配さえできればいつでもOK。とりあえず思いつく荷物を積み込み、あとは気の向くままの風まかせ。
車中泊仕様の車なら、そんな贅沢な週末も過ごせるのです。
協力=フレックス・ドリーム/株式会社ジャッカル/beGOODfunEGG
厳選!全国30カ所!!
初心者ファミリーにやさしいキャンプ場
レンタル機材が充実していて、「これからキャンプを始めたい」というファミリーにピッタリな全国30カ所のおすすめキャンプ場を編集部がピックアップ。「はじめてのキャンプ体験(P.34〜)」で田中翔さんも言っているように、まずはレンタルから始めてみましょう。もちろん初心者だけでなく、エキスパートも納得の施設です。
今度の休みは家族でキャンプに出掛けてみてはいかがでしょうか。
みんな最初はこうだった…
ファミリーキャンプ失敗談
最初は誰しも、失敗をするものです。つるの剛士さんも、最初のキャンプでは炭にマッチで着火しようとしていたとか(P.4 〜参照)。ここでは、今となっては笑えるファミリーキャンプの失敗談を集めました。先人の失敗を参考に、楽しいキャンプライフを送りましょう。
レンタルキャンピングカーで
憧れのバンライフを。
キャンプに行ってみたいけれど、まだまだ初心者でテントやタープを立てるのは不安(実は億劫…)。でも、子どもたちに外遊びを体験させたいし、非日常の世界も味わってもらいたい。そんな悩みを抱えるママ・パパにぜひおすすめしたいのが、レンタルキャンピングカーです。
協力=イーストウッドキャンプ
アウトドアのカリスマに聞く
「キャンプを活かした子育て」論
長年、大手アウトドア用品メーカーに勤務し、全国にファンを持つ石角直樹さん。現在はアウトドアショップのオーナーですが、2児の父親でもあります。幼い頃からキャンプに親しんだお子さんたちは、自然の楽しみ方はもちろん、人との付き合い方やマナーも、この遊びを通して身につけることができていると実感しているそう。今回は、そんな石角さんの「キャンプを通した子育て論」について伺いました。
協力=石角直樹さん/viblant
子育てファミリー向け
マルチパーパスなクルマ選び
さまざまなシーンで活躍必至のクルマを集めてみました。あなたのライフスタイルに合わせた車選びの参考に!
協力=カー・アンド・ドライバー