地元の書店員さんおすすめ!私が変わる!この1冊<ブックファースト モザイクモール港北店 >

本との出会いは人生を豊かにするもの。
そこで地元の書店のみなさんに、自分らしい心地よい暮らし、自分らしいよりよい生き方を考えるきっかけになる「ウェルビーイングな本」を教えていただきました。

本を紹介してくれた人


ブックファースト モザイクモール港北店
店長 荒俣麗奈さん

-本はやっぱりこの佇まいがいいですよね!-
「書店は好奇心をくすぐる楽しい場所。子どもたちには大人になってからも本や書店が身近な存在であってほしいと思っています。」

「ウェルビーイングな本」おすすめの3冊

『淳子のてっぺん』(著/唯川 恵 幻冬舎)

著/唯川 恵 幻冬舎 924円(税込)

本物の山のような緊迫感。エベレストへの挑戦から見えたこと
登山家の田部井淳子さんをモデルにした冒険小説。昭和の男性社会で壁に阻まれつつも、やりたいことをやり抜くスタイルを貫き、女性だけの登山隊でエベレスト登頂を目指すストーリー。見事な描写で物語に引き込まれ、一気に読破できてしまいます。「てっぺん」というタイトルに、家族・夫婦の在り方や、どう生きるか?を考えるヒントがあるのではないでしょうか。

『ええかげん論』 (著/土井 善晴/中島 岳志 ミシマ社)

著/土井 善晴/中島 岳志 ミシマ社  1,980円(税込)

自分の「ええかげん」は自分で考えて自分で決める
お馴染みの料理家土井さんと政治学者中島さんとの対談形式の共著2作目。冒頭から、すっと気持ちを掴まれます。料理、自然、民藝、人、世界、利他、あらゆる角度から真剣に語られる「ええかげん」。周囲に惑わされず「自分のええ加減」を自分で考えて自分で決める。いつもの土井節に、はっとさせされ、そして納得。「ふふっ」と笑ってしまう文章も多く、楽しめます。

『「むなしさ」の味わい方』 (著/きたやま おさむ 岩波書店)

著/きたやま おさむ 岩波書店 1,012円(税込)

「むなしさ」や「モヤモヤ」の正体を紐解き、心豊かに生きる
精神科医臨床心理士であり、作詞家でもある著者。現実社会や「間(魔)」を埋めることが苦手な現代人と照らし合わせ、誰もが感じる「むなしさ」や「モヤモヤ」の正体を分析しています。年を重ねた今だからこそわかるところもある、胸に落ちる内容で、心豊かに生きるヒントを教えてくれます。

ブックファースト モザイクモール港北店:店舗情報

通路を挟んだ場所にもコミック売り場が設けられた開放感のあるレイアウト。児童書や文庫、新書の品ぞろえも充実しています。缶バッチ作成、知育玩具体験などの店内イベントを定期的に開催しており、地域のファミリー層にも人気です。

ブックファースト モザイクモール港北店

コミックも充実の品ぞろえ。開放感のある空間でゆっくり本を探せます。

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ブックファースト モザイクモール港北店
■所在地:都筑区中川中央1−31−1 モザイクモール港北2F
■電話:045-914-2012