子ども用の食器というと、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
今回は「小さな手にもホンモノの器で」との思いから、職人による手作りの陶器や漆器の子ども用食器を提案している「子ども和食器 小夏 青山店」におじゃましました。
お店は東京メトロ・表参道駅A2出口から徒歩1分のビルの2F。ちなみに同じ建物1Fの系列店「夏野」では大人用のお箸や食器が揃いますのでこちらも要チェックです。
店内には職人手作りという陶磁器や漆器がたくさん並んでいます。こうした食器はプラスチックのものと違い、乱暴に扱ったり落としたりすれば壊れてしまったり割れてしまうこともあります。でもその品ぞろえは「壊れてしまうものだからこそ、気に入ったものを大切に使う」という意識を育てたい、小さなころからホンモノのよさを知ってほしいとの思いがあるから。
しっかりとしたつくりで縁が高くなったお皿や、持ち手がついた汁椀など、どれも子どもが使いやすく持ちやすいように、そして楽しく食事ができるように工夫されており、子どもの食育に対するお店の強い思いが感じられます。ぬくもり感のあるぽってりとしたフォルムや、電車にお花、動物といったバリエーション豊富な絵柄も魅力的です。
シックな色づかいが定番の漆器も、こちらのお店ならこんなにキュート!
食べ終えると底から絵柄が現れるなど、思わずお子さんが笑顔になる仕掛けも。親子でお揃いにできる汁椀などもあるそうです。
お箸の品ぞろえも圧巻です。
細かくサイズ展開がされているうえに、電車やお花、動物の絵柄が描かれたものから京都の西陣織が施されたもの、箸職人が製作した六角形のものなど種類がとにかくたくさん!
同じ柄で色違いもあるので、親子であれこれ迷ってしまいそうです。
そしてなんと、こちらのお店では陶磁器・漆器・箸に有料で名入れができるそうです。(陶磁器は約1カ月から1カ月半、漆器は約2週間、箸は約1週間の期間を要します)
陶磁器・漆器の名入れは基本的にひらがなですが、それ以外も可能な場合があるので応相談とのこと。ひらがなであれば幼稚園ごろからお子さんも自分で読めますし、一層愛着がわきそうですね。楽しい食卓の思い出は大切な人生の宝物となります。出産祝いやお誕生日など記念日のギフトにもおすすめです。
こちらのお店にはオンラインショップもあるのですが、手触りや優しい色づかい、職人の技が光る仕上がりなど、ぜひ実際に足を運び、見て触れて感じてもらいたいなと思いました。
今度の週末は「こども和食器 小夏」と「夏野」で、家族のお気に入りを選んでみてはいかがでしょうか。