ビタミンママの新年のお参りをはじめ、琴平神社を訪れる時はなぜかいつもお天気に恵まれます。
深い緑を背景にそびえたつ大鳥居をくぐるたびに、清々し~い気持ちに!
コロナ感染予防のため、家族のお祝い事なども予定変更を余儀なくされたご家庭も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんから年配の方まで参拝やご祈祷に訪れる琴平神社では、そんな中でも安心してお参りできる環境が整えられていました。
琴平神社(川崎市麻生区)
屋外に設置された2棟の大きなテントに一組ずつ。限定2組(予約制)の屋外でのご祈祷が可能です。
テントの間もしっかり仕切られ、安心です。
儀式殿には神主さんだけが入り、テント前に設置された大きなモニターにその様子が映し出され、ご祈祷が執り行われます。
その後、テント内にて御祓いをしていただきます。
この時もお宮参りのご家族がいらっしゃっていました。
「妊婦さんや小さいお子さん連れのファミリーも多いので、安心してお参りしてだけるよう細心の注意を払っています」と宮司の志村さん。
数々の年中行事も今まで通りには行えません。
6月30日は、1年の半分・半年の区切りに行われる御祓い「夏越しの祓へ」が行われ、例年賑わいを見せますが、今年は残念ながら一般参加は叶いません。
琴平神社「夏越しの祓へ」(川崎市麻生区)
そのため、6月28日~7月12日まで茅の輪の設置期間を延ばし、期間内は自由にくぐれるようにするそうです。
ぜひ今年後半の息災を願い、足を運んでみてはいかがでしょうか。
宮司 志村幸男さんと大作「安らぎの里」(琴平神社 川崎市麻生区)
画家としても活躍され、地域の学校や施設に作品を寄贈されている宮司の志村さん。
この春、国立美術館の展覧会に出展された大作を見せていただきました。
吹き渡る風にそよぐ無数のコスモス、ゆっくりと流れる雲・・・思わず大きなキャンパスの前で深呼吸してしまいました。
「作品のタイトルは「安らぎの里」。こんな状況下でも、少しでも穏やかな気持ちになっていただければ」と志村さん。
鳥居を潜ってすぐ左にある「琴平会館」のエントランスに展示されているので、鑑賞希望の方は社務所まで声をかけてくださいとのことです。