はじめまして。今回からブログの執筆に参加する事になりました、Miiママです。新4年生になる娘の受験について綴って行きます。どうぞよろしくお願いします!
勉強を進める中で必ず出てくる「壁」。それは「得意科目と苦手科目」。
「国語は得意なのに算数が苦手」。そんな問題はどのご家庭のお子さんでも出てくると思います。中学受験に向けて塾に通う際に、まずこの科目別のバランスの悪さで、振り分けられているクラスの授業内容が各科目の学力に合わない、というような事も起こるようです。
当然すべての科目がバランスよくできるようになればその問題はクリアされるのですが、そこを克服するためにはどのように勉強したら良いのだろう?苦手科目のみ、より力を入れて勉強すればいいの?そういった疑問も出てくるかと思います。
そこで、わが家でコモモが実践してる学習法についてご紹介したいと思います。
■苦手科目の「苦手」を見つける
「苦手科目がある」と言っても、その科目の「何が」苦手なのかを、わが家はまず知ることから始めました。
コモモが苦手な科目は「算数」。実は珠算も習っているため苦手ではないはず、と母は思っておりましたが、「算数」の中でも色んなタイプの問題があります。計算、図(展開図・立体)などなど・・・。
コモモが苦手なのは「図形問題」ばかりでした。
「算数」のドリルは、「計算問題」と「図形問題」にテキストが分かれているものがありますので、「図形問題集に特化して取り組む」という事も一つありますが、わが家ではまず「テストなどで間違えて、残念ながら×を貰ってしまった問題だけを集めたノート」を作っています。
これは国立大学に通う学生さんも実践していると聞いて取り入れた方法ではありますが、これを始めることによって下記のようなメリットがありました。
- 苦手な問題を集めたノートを見返すことで、コモモ自身も自分の「苦手」が分かる
- 苦手な問題を「○」が付くまで繰り返し解く事で、苦手問題のパターンをコモモ自身も掴むことができ、同じパターンの問題がすこし捻って出されても解く事ができるようになる。
ケアレスミスは別として、解き方が分からなかった問題に関してはこのノートで本人も自信をつけることができました。
この方法に関して、わが家では特に苦手な算数だけで実行していますが、ほかの科目でも使える方法です。(国語の場合は、漢字や読み、答えが一つの問題に有効)
▲現在使用中のノートは、コモモが大好きなキャラクターのノート
×を貰ってしまった問題は、コピーを貼ってもいいですし、自分で問題を書かせてもいいと思います。コモモはノートに自分で書き出しています。
■「苦手ノート」を楽しく継続する方法とは?
ただこの「苦手ノート」、子供はこんなことは喜んで自らやらないんです(笑)わが家のきっかけも、母からの提案でした。
「めんどくさい」・・・なんて言ってましたが、このノートの意味やコモモ自身の成長につながることなどを説明し、説得して(笑)、という所からのスタートでした。
なので、わが家でもコモモのやる気を少しでも引き出すために、先ほどのようなお気に入りのキャラクターなど、自分で好きなノートを選ばせたり、一度「×」がついた問題が解けた時には、ただ「○」を付けるのではなく、可愛いシールを貼ったり、子供は押しまくるのが大好きな(笑)スタンプを「○」付けの代わりに押したり、そういう楽しみを付け足して継続に繋げています。
▲コモモが使っているスタンプとシールたち
もちろん、目標としてはこのノートに貼り付ける(書き写す)問題が減っていく事です。
学年が上がるにつれ、問題も難しくなりますし、このノートが活躍しなくなることはおそらくありませんが、今の時点でわからないまま進んでしまうとどんどん基礎があやふやなまま、高学年の勉強に突入してしまいます。
母が、常日頃考えること。
勉強だけではないですが、何事も基礎・基盤が一番大事です。
ここを疎かにしては成長はない、そのためのノートだ、という一番大切な部分を、高学年くらいになったとき、塾でクラスに上がれた時、いざ受験!となった時、そんな場面で「このノートで苦手を繰り返し学んで良かった」「この方法を教えてもらえて良かった」とコモモがいずれ気づいてくれたら嬉しいな、と思っています。
今できること、今「しか」できない事、あると思います。子供がメキメキ成長する時期、可能性は伸ばしてあげたいですね。
本人がまだ気づけない事を親が助言・サポートしてあげることはとても大切だと思っています。
小3女子・の母。コモモはこの春より中学受験のため通塾開始予定。母自身も中学受験の経験あり。プチ反抗期なコモモと、コモモの夢を応援するために必死に働き、サポートする母の日常を綴っていきます。