現役プロダンサーのご夫妻が教える正しいバレエ

現役バレエダンサーのご夫婦が講師を務めるNUKUTO Ballet Studio。生徒一人一人の体型、骨格、性格などに合わせた丁寧な指導が好評です。講師の貫渡優香先生にスタジオの特徴など、お話を伺いました。

個人の資質に合わせたきめ細やかなレッスン

――ヌクトバレエスタジオを開校したきっかけを教えてください
優香先生: スタジオ代表で、夫でもある貫渡竹暁とNBAバレエ団(日本バレエアカデミーバレエ団)で活動していましたが、結婚を機に退団。自分が学んできたことを後進の育成に役立てたいと思い、最初はカルチャーセンターのバレエ教室で教えていました。

徐々に生徒が増え、2017年6月に夫と二人でヌクトバレエスタジオを開校しました。私が専任で講師を務めており、夫は現役ダンサーとして現在も数々のバレエ団の舞台に立ちながら、スタジオ講師としても熱心に指導にあたっています。

▲バーレッスンで基本をしっかりと!(ヌクトバレエスタジオ:川崎市中原区)

今のジュニアクラスやキッズクラスには、カルチャーセンター時代から教えてきた子供たちもたくさんいて、当時はまだ幼かった子たちが小学生になっています。バレエを教えながら子供たちの成長を見守っていけることも講師の楽しみの一つです。

――ヌクトバレエスタジオの特徴を教えてください
優香先生:一番の特長は夫婦で教えていること。男女それぞれの目線で生徒たちをチェックします。また、曜日によって講師が異なるのではなく、私と夫の2人でレッスンを行いますから、一人一人の体の骨格から性格まで把握して、その子に適した指導ができます。

▲竹暁先生と優香先生が二人でチェック(ヌクトバレエスタジオ:川崎市中原区)

パドドゥ(男女の踊り)なども、外部の男性ダンサーに来ていただかなくても、普段から子供たちを見ている竹暁先生が務めるので、的確な指導が受けられます。レッスン前後の挨拶など、礼儀もきちんと教えていきますので安心してお子さんを預けてください。

発表会の際は、衣装も含めてこちらですべて準備いたしますので、保護者の皆さんにお手伝いで負担をかけることはありません。客席からお子さんの晴れの舞台をゆっくりと鑑賞していただけます。

――子供の頃からバレエをすることで体はどのように変わりますか?
優香先生:レッスンでは、筋肉の付き方や使い方、姿勢についても丁寧に教えていきます。 基礎、基本に忠実に正しくレッスンをしていると、すらりと細くしなやかな身体となります。


▲バレエには、強い軸が必要不可欠(ヌクトバレエスタジオ:川崎市中原区)

バレエは他のダンスやスポーツにはない「アン・デゥオール(ターン・アウト)」という内側から外側に回す体の使い方が特徴で、筋肉を固めず、常に外側にらせん状に引きのばすように回しながら踊るからです。床を感じ上下左右に筋肉を引きのばしながら踊るには強い軸が必要不可欠で、姿勢がいい・背筋がピンと伸びているというイメージにも繋がるかと思います。

バランスよく内側に筋肉が付くので、手足が長く見えるようになります。
美しい体を作るためにもバレエは成長期のお子様には特にお勧めと言えるでしょう。
また、身体の隅々まで神経を研ぎ澄ましてレッスンしていると自然に集中力も培えます。
精神力や自己表現力も舞台を経験することで自然に身に付いていきます。

▲美しい身体と心を磨くバレエ(ヌクトバレエスタジオ:川崎市中原区)

赤ちゃん連れOKの「ママバレエ」が人気!

――大人のバレエ初心者がレッスンを受けることは可能ですか?
優香先生:ぜひいらしてください!大人クラスの入門コースを受講していただければ基礎から丁寧に指導していきます。バレエに興味があっても「ついていけるか不安」「体が堅い」等と躊躇される方は多いと思いますが、バレエの基礎から丁寧に教えますので、初心者の方でも気軽にいらしてください。

また、産後の体を元の体型に戻すための「ママバレエ」もあり、お医者様から運動許可が出た方なら受講可能です。「ママバレエ」は、赤ちゃん連れOK。レッスンの流れは止めませんが、合間に授乳したり、あやしたり、それぞれのペースで楽しめます。私自身2児の母なので、ママトークを皆さんとできるのも楽しみの一つです。ベビーフォトなどのイベントも不定期で開催しています。

NUKUTO Ballet Studio

主宰 貫渡竹暁先生(右)

2008年Moscow City Balletに入団。2010年NBAバレエ団にソリストとして入団。2015年からフリーダンサーとして活動。2016年NUKUTO Ballet Studioを優香先生と共に開校

お話を伺った、貫渡優香先生(左)

2010年NBAバレエ団に入団。2015年からフリーダンサー、講師として活動

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