【座談会2019】社会との多くの接点を持つ6年間を通して満足のいく進路選択が可能に

メンバー

大石 圭子校長先生

  • Aさん

    高2に長女が在籍

  • Bさん

    高3に長女が在籍

  • Cさん

    高2に長女が在籍

ここが魅力③
1年がかりの準備期間を経て
海外研修を実り大きなものに

▲現地で豊かな経験ができる海外研修(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)
大石校長
わが校では「kanagawaプロジェクト」と名付けた独自の教育プランを実践しています。その一環として中3の3月にオーストラリアまたはニュージーランドでホームステイを中心とした8日間の海外研修を全員参加で行います。

Bさん
海外研修は、つたない英語でも意思の疎通ができたことが楽しかったようで、高1のときには希望制のオーストラリア研修にも行きました。そこで仲良くなったホストファミリーの方とは今もSNSで連絡をとっているようです。

Cさん
ホームステイ前後に、お世話になるホストファミリーに向けてメールで挨拶をするのが決まりです。なので、「よろしくお願いします」という内容や帰国してからのお礼メールをはじめ、書くことでのコミュニケーションも密に行なっていました。

最初は、一生懸命時間をかけて書き上げたメールに即返事をくださるホストマザーに、嬉しさがある反面、早く返事をしなければというプレッシャーで頭を抱えていたこともありましたが、回を重ねるうちにやり取りを楽しめるようになっていったようです。

Aさん
オーストラリアの海外研修から帰国したときは「このままオーストラリアの学校にいたかった!」と言っていました(笑)。ホストファミリーの家庭はアジア系の養子のお子さんを迎えていて、そこでも多民族国家であることを肌で感じられたようです。

大石校長
事前準備は「国際」の授業の中で1年間かけて行います。横浜探検をして地元を知っておくことや、ホストファミリーに自分のことが伝えられるようにオリジナルアルバムを作ることも事前準備の一環です。

食べられないものを食事に出されたときにどう伝えるかなど、礼儀も含めて細かくシミュレーションします。さらに1年前に海外研修に行った先輩が、自分の経験や現地で役立つ情報、空港に迎えに来てくださったホストファミリーとの車の中での会話のコツなど、知っているとちょっと安心できるアドバイスなども受けます。

ここが魅力④
教師全員が一丸となって取り組む
一人一人へのオンデマンドなケア

Aさん
娘の場合、部活と勉強の両立が課題ですが、高校になると毎日のように小テストがあるので、基礎力がついているのを感じます。子供にとっては厳しいと思うのですが、部活が終わ流とすぐに自習室に行くなど隙間時間を見つけて勉強するクセが身についているようです。

図書館は放課後の自習場所としても活躍しています(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)
▲図書館は放課後の自習場所としても活躍しています(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)

Cさん
2019年度から夜8時まで図書館で勉強できることになったので、娘もよく利用しています。家だとどうしても目の前の携帯に気を取られてしまうようで(笑)。お友達が集中して勉強していることも良い刺激になっているようです。

Bさん
うちは高3で受験生ですが、夏休みの講習もしっかり計画的に進めていただいているのがありがたいです。親にとっては費用面の負担が少ないのも大きいですが、毎日通っている学校で、6年間お世話になっている先生方がサポートしてくださるのが何より安心です。

神奈川学園は中1のときの担任の先生方が、高3まで続けて受け持ってくださるので、娘の性格も知った上でアドバイスをいただけるのも、親としてはありがたいです。

大石校長
中学部の間は2人担任制ということもあって、「○○先生の生徒」という感覚があまりなく、クラスの垣根もそこまで感じられません。生徒一人一人が、教師全員の教え子という意識です。

職員室にも特定の先生を訪ねるのではなく、「数学の先生いらっしゃいますか?」と訪ねてくる生徒が多いのは、その雰囲気が伝わっている証でしょう。

進路についての相談も、面談の時間も設けてはいるのですが、個人的に相談しに来ることも多いです。

Aさん
うちの子も高2になるにあたっての文理コース選択についてはかなり悩んで、担任の先生だけでなく、各教科の先生と5、6回面談を重ねていました。いろいろな先生方と相談した結果、最終的に理系に進むと決めたようです。

ここが魅力⑤
同性だけのメリットを生かし
6年かけて自分の真の個性を伸ばす

Cさん
神奈川学園の生徒はみんなとても活発ですね。共学だと「重いものを持つのは男子の仕事」になるのかもしれませんが、それもすべて自分たちでやらないといけないので、みんなたくましいなと感じます。何事も自分たちで解決しようという意識が見えて頼もしいですね。

教室でのランチタイムは担任の先生も一緒に(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)
▲教室でのランチタイムは担任の先生も一緒に(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)

大石校長
女子校のいい面として、「女子だからこうしなければ」という意識が必要ないので、ジェンダーバイアスやアンコンシャスバイアスにさらされにくいというメリットがあります。

だからこそ、余計なことに気を取られることなく、6年間かけて本当の意味での「自分の個性」が伸ばせるのではないでしょうか。

校内には生徒たちの明るい笑い声が響いています(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)
▲校内には生徒たちの明るい笑い声が響いています(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)

ビタミンママ中学受験情報号

部活は中学生と高校生が一緒になって活動します(神奈川学園中学・高等学校:横浜市神奈川区沢渡)
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