メンバー
校長 中山 謙一 先生
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Aさん
中学3年に次女が在籍。長女も卒業生。
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Bさん
中学3年に長女が在籍。
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Cさん
中学3年に長女が在籍。
ここが魅力③
充実した海外研修は
事前、事後のフォローも手厚く安心
Bさん
中学部1年の春休みに、アメリカ短期研修でオレゴンに行きました。日常会話もままならない状態で、親としては不安もあったのですが、娘がどうしても参加したいと言いました。事前にオレゴンや日本の慣習・文化を調べたり、ホストファミリーの方に見せる紹介アルバムを作成したり、しっかり準備をしてから現地に行くので、とてもいい経験ができたようです。お世話になったホストファミリーの方々とは今も連絡をとっています。
▲アメリカ短期研修では、教会を拠点にさまざまな経験をします(捜真女学校中学部高等学部:横浜市神奈川区中丸)
中山校長
アメリカ短期研修は教員も同行します。現地では、アメリカの行事を体験するほか、生徒がテーマを決めて、ショッピングモールで買い物に来た方にインタビュー取材を行うなどのプログラムを準備しており、帰国後は学んだことをレポートにまとめて発表してもらいます。
Bさん
娘は帰国後のレポート発表も含めて楽しんでいました。高等学部でも夏休み3週間姉妹校に通うオーストラリア短期研修や、3学期の3カ月間に語学学校と現地校に通うオーストラリア学期研修のほか、留学専門機関を通じた年間留学もありますし、いずれかを利用しての留学を考えているようです。
中山校長
研修や留学だけではなく、長期休みには外部からネイティブ教員を招いて3日間しっかり英語に触れる「イングリッシュキャンプ」も行っています。日常的には中1から英語の授業内で頻繁にディスカッションやプレゼンテーションをするなど英語での「発信力」を鍛えるさまざまな機会を用意し、生徒たちをバックアップしています。
ここが魅力④
伝統ある屋内プールで
全員が卒業までに四泳法をマスター
中山校長
本校には約50年前から屋内プールがあります。当時の日本ではかなり珍しかったのではないでしょうか。このプールを使って、中1から高2まではおよそ一学期分の体育の授業を水泳にあてるのが伝統です。中学校入学時には泳げなかった生徒も含め、高2の最後には全員が自由形200mを泳げるようになり、四泳法もマスターします。
Cさん
中学部に入学して最初の授業参観が水泳だったのですが、すでに25m泳げる生徒さんもいる中で、うちの娘はアームリングをつけて、顔をつけるところから指導していただいていました。この差は本当に埋まるのかと思っていたら、中2の水泳大会でクロールを泳いでいる姿を見てびっくりしました。
中山校長
水泳の授業は2時間続けて行いますので、標準的な子は授業の中で2000mくらいは泳いでいるそうです。体育科の教師によると、プールというのは50mを4、5本泳いではじめて運動として意味があるものになるのだそうです。
Aさん
長女も高2のときには200メートル個人メドレーを泳げていました。10分間泳ぎ続ける遠泳のようなことにも挑戦していました。
▲屋内プールにはクラスメイトを応援する声がこだまします(捜真女学校中学部高等学部:横浜市神奈川区中丸)
ここが魅力⑤
生徒と教師の距離の近さが
進路指導にも活きてくる
中山校長
キャリア教育の一環として、中学部3年の「総合学習(仕事)」では、1年間かけてひとつの職業について調べ、実際にその職業に就いている人にインタビューも行って、レポートにまとめてもらいます。どんなことでもいいので自分が興味のある職業について調べることを通じて、社会を知るきっかけにしてもらうのが狙いです。
Eさん
長女は「教会学校の先生」をテーマに選び、自分が実際に通っている教会でインタビューさせていただきました。大学生になった今では教会学校のお手伝いをするようになりました。
▲中3の「総合学習(仕事)」では職業に関するレポートを作成します(捜真女学校中学部高等学部:横浜市神奈川区中丸)
中山校長
進路については、生徒自身が納得したうえで決めなければ意味がありません。動いてもらわなければ意味がありません。そのためには生徒との対話が何より重要です。教員は生徒一人一人に対して「今何がしたいの?」「これから何がしたいの?」と、面談で丁寧に聞いて、進路決定を促します。対話の根底には、普段からの生徒と教職員の距離の近さや信頼関係があると感じます。
Cさん
娘は部活動でバレーボール部に所属しているのですが、部活と勉強の両立に昨年はとても苦しんで、宿題も満足にできないような状態が続いていました。そういったときに、親身になって考えて、話を聞いてくださる先生が担任の先生以外にも必ずいたことが心の支えになりました。中3になってからは「学校が楽しくなってきた」という言葉が本人から出てきて、親としてもうれしい限りです。
中山校長
生徒全員に、心の奥深くで自分を信用して、心の奥深くで自分を好きになってほしい。それを学校として目指しています。身のまわりから日本全体、ひいては世界に平和を作り出す人になってもらえたらうれしいです。そのためには、少なくとも自分のことを好きでいなければ、まわりを明るく穏やかにすることはできないと思います。学習一つをとっても、「自分のためだけでなく、まわりのみんなのために学ぶ」と考えられる捜真生が世に出ていくことで、世の中が少しずついい方向に変わっていくことを願っています。
▲休み時間も先生に質問する生徒の姿があちこちに(捜真女学校中学部高等学部:横浜市神奈川区中丸)
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