【座談会2019】共学化スタート!多様性のある環境で
主体的で深い学びが魅力

メンバー

副校長 玉田 裕之 先生

  • Aさん

    1年に長女、4年に次男が在籍。長男も卒業生。

  • Bさん

    1年に長男が在籍。

  • Cさん

    1年に長男、6年に次女が在籍。

ここが魅力③
子どもの興味と世界が広がる
「未来への扉(探究)」の授業

Aさん
「未来への扉(探究)」の授業はうちの娘からもよく話を聞きます。授業で経験したグループワークの活動から世界を見据える姿勢が生まれて、3年次の「15歳のグローバルチャレンジ」、そしてそのまとめとして行なわれる「模擬国連会議」につながるのがとても楽しみです。

長男が「模擬国連部」に所属していて、「人権」や「平和」などのテーマについて、国連会議と同じ形式で討論して、問題解決の方法を探っていく活動を行っていたのですが、ここでの経験が活かされ、大学受験の集団面接でも、さまざまな意見を聴いてそれをまとめることができたと話していました。「模擬国連会議」を学年全員が経験できるのは、とても貴重ですよね。

3年の「15歳のグローバルチャレンジ」では各国の代表になったつもりで話し合います(桐蔭学園中等教育学校:横浜市青葉区鉄町)
▲3年の「15歳のグローバルチャレンジ」では各国の代表になったつもりで話し合います(桐蔭学園中等教育学校:横浜市青葉区鉄町)

玉田副校長
我が校の「模擬国連部」は約50校しか出場できない全国大会の常連校です。「15歳のグローバルチャレンジ」を含め、「未来への扉(探究)」は、学年単位ではなく、探究科の主任が学園全体をみて、体系立てたプログラムで進めています。

Cさん
ひとり1台貸与されるタブレット端末で課題について調べたりまとめたりするのに役立ちますね。タブレットの使い方だけでなく、自分が知りたいことの調べ方やまとめ方についても学び、大いに活用しているようです。

息子はタブレットを使って校外学習の計画を作り、学年全員の前でプレゼンしたことが自信になったようで、最近は小学校の頃のお友達との「夏休み日帰り電車旅行」の計画を立てていると聞かされました。

千葉を一周したり、神奈川県内や伊豆のほうに行ったり、5つのプランを考えて、それぞれ何時に出発して、どこでどの電車に乗り換えて、料金がいくらかかるかまでまとめていました。タブレット学習によって、を活用しながら、自分で考え応用する力もついたことに驚きました。

ここが魅力④
伝統の受験対策もぬかりなし!
ベースにはきめ細かな指導が


▲(桐蔭学園中等教育学校:横浜市青葉区鉄町)

Bさん
毎年配られる「大学受験体験記」を小学生の頃から熟読しています。「自分もこの大学に行きたい」「この勉強法が有効なのか」と読んだ後に親子で話し合っています。

Aさん
勉強は学校のカリキュラムに則って、小テストや定期考査についていければ、大学入試対策に関しても安心だと、今年卒業した長男を見て思いました。

Cさん
先生方のフォローが大変手厚いので、受験期にもしっかりと相談にのっていただける印象です。学校に伺っても、生徒が先生に質問している姿をよく見かけます。「伝統ある受験校」として桐蔭の良さは、共学化し、新しいカリキュラムに取り組んでいる今も変わらないので安心しています。

Aさん
うちの長男に関しては、受験期、伸び悩んだ時期もあり、辛かったときに担任の先生が「辛いのは成長している証拠。もっともがいてみろ」と言ってくださったのが大きな支えになったようです。

ここが魅力⑤
夢をかなえることに直結する
発信力と計画性を鍛える


▲クラス発表を重ねて「伝わる話し方」を身に付けます(桐蔭学園中等教育学校:横浜市青葉区鉄町)
玉田副校長
ホームルームでは、生徒全員が順番に「将来の夢」「わたしの宝物」などといった内容で1分間スピーチをする機会を持ちます。入学してすぐに国語の授業でスピーチの仕方を学び、半月もすればクラス全員に向けて堂々とスピーチできるようになり、人前で話すことが苦にならなくなるようです。

Aさん
毎日の授業のまとめを教科ごとに文章で書く「ふり返りシート」を作ることで、自分が今日何をしたのかを自覚できるようになったようです。授業を受けて終わりではなく、1日1日の活動内容を自分の中でふり返ることで、しっかりとした知識として定着していくのではないかと期待しています。

玉田副校長
活動内容のふり返りには2つの狙いがあります、ひとつは自宅での学習につなげることと、もうひとつは1週間の予定を立てて、計画的に生活をしてもらうことです。近い将来、具体的な夢を持ったときに、そこに近づくためには自分をアピールする発信力と計画性が最も必要になります。これらはキャリア教育の入口の柱だと考えています。

ビタミンママ中学受験情報号

3年の春休みには全員がフィリピン・クラークの語学学校で語学研修を行います(桐蔭学園中等教育学校:横浜市青葉区鉄町)
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