自分で考え、伝える力を育てる
玉川学園小学部


▲探求学習、伝える力を育てる 玉川学園小学部:東京都町田市

必要なのは自分で考え伝える力
そのためには、「学ぶ」ための「技」が重要です

「日本の授業は知識を伝えるための講義型が中心ですが、それだけでは思考力が育ちません」と教育部長の後藤健先生。自分の考えを伝える力(=思考力)を育てるために取り組んでいるのが「学びの技」です。

課題解決に向け「調べる、比較する、分類する」という思考スキル育成のために、学びの技の授業を幼稚部から12年生(高3)まで継続的に行います。
1,2年生は年5時間、3年生以上は週2時間この授業があります。「調べる」ため、辞書の効率的な引き方やインターネット利用のコツなどを学んだあと、りんごとみかんのように身近なものを題材に特徴を調べ、さらに形や匂い、味なども含めた着眼点について意見を出し合い、ベン図などを使って「比較・分類」していきます。

集大成は9年生の探究学習。個々に課題を考え、一年間を通して探究し、プレゼンテーションを行いますが、このときに生きるのが「学びの技」です。結果、学外でも高い評価を受ける論文を作成できるレベルまでに達する生徒もいるなど、確実な成果として表れています。

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