家事に仕事に忙しいワーキングマザー。子どもとの時間は何時間?
ワーキングマザーを対象にアンケートを実施。家事、子ども、自分にかける時間の実態を調査し、84件の回答がありました。
「平日と休日の『家事』『子ども』『自分』にどれくらい時間をかけていますか?」と聞いたところ、各項目の時間数は以下の結果となりました。
Q.「家事」「子ども」「自分」にどれくらい時間をかけていますか?
平日 | 休日 | |
---|---|---|
「家事の時間」TOP | 1時間〜2時間 | 2時間〜3時間 |
「自分の時間」TOP | 30分〜1時間 | 30分未満 |
「子どもとの時間」TOP | 30分〜1時間 | 2時間〜3時間 |
「家事の時間」では、平日は家事家電を利用した時短化・自動化などを行い、週末は買いだめをしてお料理の作り置きをするなど、アイデアが多く寄せられました。また、ハウスキーピングやテイクアウトを頼むなど、外部のサービスを定期的に利用している家庭も。
さらに、ママだけに家事の負担がかからないよう「お風呂や寝かしつけはパパ、夕食の片付けはママ」などあらかじめ夫婦で役割分担を決め、夕方の家事時間を効率的にしている家庭もありました。
「自分の時間」の平日TOPは「30分〜1時間」、休日TOPは「30分」と他の項目と比べて短い結果でした。ワーママたちはその限られた時間で、ストレス発散や健康維持のエクササイズ、英会話の動画を見るなどしているようです。
「子どもとの時間」の平日TOPが「30分〜1時間」に対し、休日「2時間〜3時間」。休日は平日の2倍以上の時間を子どもと過ごしているのがわかりました。「一緒にお菓子を作る」「ダンスなど同じ習い事をする」など、子どもだけではなく、親子で楽しめる習い事やイベントを選んで行なっているという意見がありました。
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回答者情報
調査期間:2021年4月1日-4月30日
調査対象:ワーキングマザー(有効回答数84件)
調査方法:ビタミンママ Webサイト「ビタママリサーチ」にアンケートフォームを設置して回答を入力
共働きの両立に欠かせない存在は?
ワーキングママに「仕事と育児の両立に欠かせない存在は?」と聞いたところ、「夫」20%、「保育所・幼稚園」が19%。次に「(自分や配偶者の)親」が18%という結果でした。他に、塾や習い事の先生、学童など、家族以外にも子どもの教育に欠かせない場所が多くあるようです。
最近は、英語教育やプログラミングなど、充実したカリキュラムを備えている学童保育も増えてきています。ママのワーキングスタイルだけでなく、子どもへの教育・興味にあわせて、特色ある学童保育や保育所の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
アンケートで寄せられたワーママのアイデア、悩みや心構え。
家事のアイデア
- 週末に1週間分の買い物とある程度の食材の仕込みを終わらせて、平日の食事時間の時短を図っています。
- 日常的にハウスキーピングを頼んでいます。
- テイクアウトメニューが充実してきて、平日で残業がある日は利用しています。
- 毎日やらなきゃと思うとストレスになので、2週間単位で家全体の掃除が完了するよう計画しています。
- 家電に任せられるところは任せています。ルンバとか乾燥機とか。
- フルタイム勤務なので、できる家事(米とぎ、洗濯物の片付けなど)は子どもにやらせています。ただ、勉強のことも本人たちにまかせ。気は楽だけど、後悔も少し。
子どもとの時間について
- 保育所と学童がなければ両立はあり得ない!習い事も充実していて子どもが楽しく過ごしています。
- 小さなうちしかできないことなので、親子コーデを楽しんでいます。
- 一緒に親子ダンスを始めたこと。遊びとは違う環境で子どもの成長をみられるのが嬉しい。
- 小学校を卒業すると、子どものためにかける時間が格段に減ります。寂しくても、子離れの時期を逃すと心配事が増えて自分の時間がますます取られなくなります。自分の好きなことを少しずつ増やし、子離れに備えるのをオススメします。
ワーママの悩み、心構え
- 完璧じゃない自分を許しましょう。
- 塾に通いだして子どもが忙しくなると、親のどちらかが仕事を制限しなければいけないと思うと悩ましい。
- 家事を夫婦で分担したいが、結局同じようにフルタイムで仕事しても、家事は全て母親がやるのが当たり前の世の中が不満。
- 家事育児で戦力にならない旦那ははじめから当てにしない。自分と子どものために、人の手を借りることに躊躇しないようにしています。
※アンケ―ト結果の転載に関しては、ビタミンママまでお問い合わせください。