幼稚園から大学までが学園敷地内に集う一貫校、桐蔭学園小学校。在校生親子に、学校の魅力についてお話を聞きました。
メンバー
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Kさん親子
(6年)
探究心や自主性が育つ
教育改革もプラス方向
保護者インタビュー
娘は、もともと、とても頑張り屋さんなので。2年生くらいまでは、「テストでは100点を取る!」「縄跳び検定も1番になる!」という感じで学校生活を送っていました。私たち夫婦もそれを応援していました。最近は、以前と比べると、100点を本人がそれほど喜ばなくなりました。もちろんうれしいのだとは思いますが、そこが大事ではないということに気がついたようで、そこまでの過程や、自分がやってきたことこそ大切なんだ、という思考に変化しているのを感じます。100点とか1番というプレッシャーから解放されたことで、自分のやりたいことを伸ばしていけるのではないか、と期待しています。これから、中高と進学し成長する娘の姿を見られるのがますます楽しみになりました。
家で娘と一緒に勉強をするのは、親としてもとても楽しい時間です。宿題やテスト勉強をする娘の質問に私が答えているわけではなく、例えば社会だったら、教科書を見ながら一緒に勉強している感じです。「〇〇県の特徴を知ろう」というのが出てきたら、日本地図を広げて地形などを見て、「だから偏西風がこう流れるんだね」とか、「こういうものが特産品になるんだね」など、ゆとりのある、広がる学びを楽しんでいます。そういう時間を家庭でもてているのは、学校での学びや取り組みが充実していて、安心してお任せできているからだと思っています。
ICT教育も充実
今後の学園の進化にも期待
保護者インタビュー
桐蔭学園のICT教育は、本当にフル活用されていてすごいと感じています。Zoomの機能は私より娘のほうがよほど使いこなしています。コロナ禍でしばらく通学できなかったときのオンライン化も素早かったです。体育の先生が動画を配信してくれて、タブレットを持って親子で外に出て、その動画を見ながら体を動かしたこともあります。「有志でソーランを踊ろう!」と、各自の動画を集めてひとつにまとめてくださった先生もいました。家にいても学校側が次から次へとテーマを投げかけてくれるので、まったく飽きなかったです。今、副校長の塩原先生が、インスタグラムで日々の学校の様子をアップしてくれています。撮り方も上手だし、見ていて面白いですよ。遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに大好評だという話をよく聞きます。これから入学を考えている方にもぜひ見てほしいです。
2024年の3月には、福島県のブリティッシュヒルズで英語研修という、新たな試みも始まります。まだ募集段階ですが、2泊3日、英語でお友だちと過ごすというのは貴重な体験になると思います。私は、日ごろから、決まったお友だちだけではなくできるだけ多くの子とかかわって、さまざまな経験を積んで外に目を向けてほしいと願っているので、こうした新しいプログラムを次々に提案してくださる学園に感謝しています。これからもどんどん進化を遂げていく学園に期待しています。
先生や友だちのおかげで
積極的に発言できるようになりました
児童インタビュー
私はもともと、あまり積極的に発言するタイプではなかったのですが、この学校に入って、授業の中で、友だちと意見交換をしたり、自分の考えを発表したりする機会が増えました。先生とやりとりをするノートで大好きな社会科の先生が「もっとどんどん発言するといいと思います」と書いてくれたことがあって、それからはどんどん手を挙げるようにしています。
学校に入ってよかったと思うのは、友だちみんなと仲良しなところ。休み時間は、校舎内にある広いラーニングスペースで友だちと遊ぶことが多いです。教室でトランプとかもできるし、自由な雰囲気なのも好きです。先生方もやさしくて、グラウンドで一緒に遊んだり、体育館でドッチボールをしてくれたり。何かトラブルがあったときは、一方的に叱るのではなく、「なんでそうなったの?」みたいに聞いてくれます。きちんと人の意見を聞いて、自分で考えたことを伝えるのが大切だよ、っていつも教えてくれている気がしています。