寄り添う教育が創造力とやさしい心を育み、恵まれた環境で楽しく学ぶ帝京大学小学校。
本校の特長ある学び「里山教育」について紹介します。
恵まれた自然環境をまるごと
活かした「里山教育」
帝小の「探究」活動の一つ「里山教育」は、小学校の敷地内にある里山や竹林、菜園などを学びのフィールドに、年間を通して展開されます。
3年生の取り組みは、iPadを片手に生息する生き物や竹の種類など、各所の調査をすることから始まりました。調べたことをどのように発信するのか?
帝京小学校の特長ある学び「里山教育」(帝京大学小学校)
何度も話し合いを重ねてテーマを絞り、グループごとに学びを深めていきます。
「子どもたちのアイディアをもとに、子どもたち自身が課題を解決していけるように授業をデザインしていくのが教員の役割です」と語る村越先生。
親しむ、知る、守る、利用する。「里山教育」の学習風景(帝京大学小学校)
一つの提案に対して、みんなで議論を深めていく過程を辛抱強く見守ってきたと振り返ります。
里山教育を通して身につけてほしい3つの力は、問題意識をもつこと、対話を通して合意形成できる力、ものごとを進めていく力という村越先生。
「10年後、20年後を見据えた帝小の教育が、子どもたちの未来を切り開く一助になってくれると信じています」。
自然いっぱいの里山(ぽんぽこ山)(帝京大学小学校)
卒業を控えた6年生を招いて1年間の成果を発表。手作りおもちゃを試してもらいます。(帝京大学小学校)