主体性を軸に「自分づくり」「コミュニケーション」「思考力」「表現力」「持続チャレンジ」の5つの能力を育てる昭和女子大学附属昭和小学校。
特長ある学びの中で「探究」・「国際」の2コースについて紹介します。
2つのコースで育む
主体的な学びの姿勢
「探究コース」2組のテーマは「虫」。
きっかけは現2年から引き継いだアゲハチョウのサナギでした。
「そこから虫の特性や飼い方を調べたり、飼育したり。より深い探究へとつながっていきました」。
探究がどう進んでいくのか、教員も興味深く見守っていると担任の丸山先生。
最終的には、羽への興味から、プログラミングを活用して虫の動きを再現。その観察眼や思考力の広がりに、指導に当たった昭和女子大学の教員も驚いたそう。
▲「探究コース」では昆虫の動きの再現を、レゴを使ったプログラミングで実践。おのおの好きな虫を選び、自然と出来上がったグループで活動します。(昭和女子大学附属昭和小学校)
「国際コース」では、一条校でありながら、授業の6割を英語で実施。
1、2限は日本語で行う国語や探究がメイン。3限からは教室を仕切り、クラスを分割した少人数制でのイマージョン授業を、日本人教員とネイティブ教員2名で行います。
「仕切りがスイッチになり、言語の切り替えをスムーズに行う練習にもなっています」と担当の松崎先生。
入学から10カ月、教室では日常的に英語が飛び交っているそう。希望者制の昭和ボストンでの海外研修は、将来的に全員参加の修学旅行として企画予定です。