幼小受験に強いと評判なのが、子どもたちの伸びるチカラを育てる幼児教室『富士チャイルドアカデミー二子玉川教室』です。
今回ビタミンママでは、校長の前宏美先生に取材。わが子の幼稚園受験、小学校受験を視野に入れている人も、そうでない人も知っておきたい、幼少期に伸ばすべき力について、幼小受験のプロフェッショナルにお話を伺いました。
幼小受験で求められる「聞く力」が大切な理由とは
人の話を聞いて口答するスタイルの試験は幼小受験まで。中高、そして大学入試は問題文を読んで解答します(英語のリスニングは別)。だから幼小受験では、人の話を聞く力が結果を大きく左右します」と前先生。
幼小受験では、先生の質問に対して何を問われているかを理解して答えることが重要です。例えば名前を聞かれているのに対して、「2歳、2歳」と別のことを答えてしまうのはNG。いくら堂々と答えたところで意味がありません。
小学校受験になると、その傾向はますます顕著になります。「一番小さな星を黄色で塗り、中くらいの大きさの丸を青で塗ってください」という指示を聞き、 内容を理解して、記憶し、判断して実践する。つまり、話を聞いた先の対応力も求められるのです。
語彙力を伸ばすこと。そのためには対話が必要
指示を聞く力を鍛えるために、まずは家庭で語彙を増やしてほしい、と前先生。子どもが言葉を発するようになったらまずは話しかけながら物の名前を教えます。絵本の読み聞かせも有効で、もし言葉の意味を理解していないようだったら話しかけて、確認するといいそう。
「絵本はまず、楽しんでほしい。解説しながら読むのではなく、擬音などを入れながら子どもの興味を引くように読んであげてください。また、対象年齢にとらわれす、いろいろな種類の本を読んであげましょう」。
さらに、聞かれたことに正確に答える力を養うため、対話することも大切です。例えば「この前、動物園に行ったよね。どの動物が一番好きだった?」と子どもに尋ねます。「キリンとゾウ」と答えたら、それは「一番好き」ではなくなるため、「キリンとゾウ、どっちが好き?」と聞くなど、聞かれていることにどう答えるのが正しいのかを自然に引き出すよう、丁寧な対話を心掛けましよう。
会話をするときはスマホ片手ではなく、必ず子どもの目を見て話すことも重要、と前先生。富士チャイルドアカデミーでは、語彙カおよび対話力の向上も踏まえた、より実践的なレッスンを行うほか、受験に関する各相談にも対応しています。