アートチャイルドケア SEDスクール
アートチャイルドケアは全国に保育所を運営しています。その経験のなかで、「発達障害の子どもを対象にしたケア=療育」の必要性を痛感し、これを専門的に行うアートチャイルドケアSEDスクールを開校しました。SEDスクール 横浜センター南校は、近隣の幼稚園・保育園と情報の共有などをし、乳幼児(1歳半から小学校入学まで)の発達障害や、発達上の課題を抱えたお子さんに対して、適したプログラムを提案し実践する療育施設です。
アートチャイルドケアSEDスクールが実践する「眠育」とは
「眠育」という言葉をご存じでしょうか。睡眠教育を語源とする言葉ですが、日本眠育推進協議会では、不規則な生活リズムや、著しい夜更かし型の乳幼児に、発達障害が多いという傾向があるため、これを改善することが発達障害児の健全な成長に大切であることを訴えています。
アートチャイルドケアの保育所に通う子と、発達支援のSEDスクールに通う子の睡眠リズムを比べると、発達障害もしくは発達障害を疑われる子の入眠時刻の遅さやばらつき、寝ている途中での目覚めなど、多くの問題がみられることがわかってきました。
このことからも、しっかりと寝て、生活リズムを整えることは、発達障害を改善する上で重要といえます。
この「眠育」への取り組み「アートチャイルドケアの眠育」は、子どもや子どもの産み育てに配慮した製品やサービス、空間、活動、研究を対象とする顕彰制度として権威のある「キッズデザイン賞」を受けていることからも、その重要性がわかります。
アートチャイルドケアSEDスクールが行う「睡眠と生活リズム改善プロジェクト=眠育」
アートチャイルドケアでは、日本睡眠推進協議会の理事長でもある三池輝久先生の監修のもと、子どもの睡眠習慣を正しく育て、整えるための「睡眠と生活リズム改善プロジェクト」を行っています。横浜センター南校では、保護者同伴による療育指導を行っていますが、そのプログラムは「規則正しい生活と眠育リズム」を身につけることをベースにしています。さらに、日常生活へのアドバイスなどを細かに行うことで、親御さん、お子さんとの三位一体で、発達障害の改善を目指します。
▲3人のお子さまのうち2人の発達障害児を育ててきたスクール長の沼倉先生/アートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南
コロナ禍におけるステイホームによって、生活リズムの乱れや、人との接触の機会が少なくなり、以前よりコミュニケーション力、意欲、元気がなくなった気がするという声も少なくありません。子どもの成長や発達へのママたちの漠然とした不安が大きくなっている表れともいえるのかもしれません。一人で抱え込まず、迷わず相談に来てください。私たち専門スタッフが全力でアドバイスします。
ご相談はアートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南045ー507ー6451から。
熊本県生まれ。1968年熊本大学医学部卒業、1984年医学博士。
熊本大学名誉教授。小児科専門医。小児神経科専門医。
主な著書に、「子どもとねむり 乳幼児編 (良質の睡眠が発達障害を予防する)」メディアイランド 2011、「子どもの夜ふかし脳への脅威」集英社新書 2014などがある
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