中学受験は親の役割がとても重要。
では実際何をすればいいのか、何がいちばんたいへんなのか。
経験した人にしかわからない、中受ママの ”ホントのはなし” 。
ここでは、ビタミンママonlineの人気企画「中学受験ママの奮闘ブログ『一輝一憂』」に連載中の中受ママブロガーお二人にお話を聞きました。
中学受験の親の役割って?
中学受験は親の頑張りなしには成立しません。
志望校の情報収集や学習計画、塾の宿題の管理など、小学生の子どもだけではできないことが多いので、親の手助けは必須です。
でもいちばん大切なのは、子どもをしっかり見てあげること。
見ていれば、あ、今気分が落ちているなとか、集中力を欠いているなとか、体調が崩れてきたなとかわかります。
そのちょっとした変化を感じ取って、できる範囲でお出かけをしたり、消 化のよい食事を作ったり。
子どもを追い詰めたりせず、その頑張りを応援しながら、モチベーションや気持ちを上げる手助けをしてい ました。
勉強以外の負担を減らして心が安定した状態でいられるようにしてあげることが大切ですね。
お話を伺った中受ママブロガー
バドコさん
長男 (まめ君) は中学受験で開成中に合格! その後、現役で東京大学理科Ⅰ類に進学。
のんびり屋の長女(そらちゃん)は有名付属中学校在籍と、二人の受験に伴走してきた中学受験の先輩ママです。
トコトコさん
長女は現在大学生。次女のプリンちゃんは現在公立小学校6年生。
いよいよ受験までのカウントダウンが始まり、エンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの中受ライフを過ごしています。
Q.塾はいつから?
小1からS塾に通っていました。
長男は女子高系列の付属小に通っていて中学受験は必須だったので、どうせ受験するならはじめから塾に行っておこうと。
学力を上げるためというより学習習慣を身につけるためという気持ちが強く、ピアノや水泳などのお稽古事と同じ感覚でした。
塾の先生は子どもを楽しませながら教えることが上手ですから、塾通い自体を嫌がることはなく、勉強して新しいことを知ること自体が楽しそうでしたね。
長男は女子高系列の付属小に通っていて中学受験は必須だったので、どうせ受験するならはじめから塾に行っておこうと。
学力を上げるためというより学習習慣を身につけるためという気持ちが強く、ピアノや水泳などのお稽古事と同じ感覚でした。
塾の先生は子どもを楽しませながら教えることが上手ですから、塾通い自体を嫌がることはなく、勉強して新しいことを知ること自体が楽しそうでしたね。
うちは小3からのんびり構えていたら、まわりの友人がみんな塾に行き始めてS塾などは4年生から入ろうとしても席がなくて入れないという話を聞き、慌てて入塾しました。
低学年のうちは塾も習い事感覚余裕があるのですが、小5から授業日数や時間も増え、内容も難しく、いきなりハードになった印象で、子どもも親も息切れしましたね。
そこで頑張れるかどうかが大きいかなと思います。
低学年のうちは塾も習い事感覚余裕があるのですが、小5から授業日数や時間も増え、内容も難しく、いきなりハードになった印象で、子どもも親も息切れしましたね。
そこで頑張れるかどうかが大きいかなと思います。
塾のスケジュール例
(例:都内大手S塾)
小1 週1日(国・算各45分×2コマ/日)16:00-17:30
小2 週1日(国・算各50分×2コマ/日)16:20-18:00
小3 週1日(国・算各60分×2コマ/日)16:30-18:30
小4 週2日(国・算・社・理 各60分×3コマ/日)17:00-20:00
小5 週2日(国・算・社・理 各90分×2コマ/日)17:00-20:00
小6 週3日(うち週2日(平日)は国・算・社・理各80分× 3コマ/日17:00~21:00/週1日 (土曜日)は志望校別特訓 国・算・社・理各75分×4コマ/日14:00~19:00
9月以降、日曜日の特別講習スタート
9月以降、日曜日の特別講習スタート
学校が終わる時間に車で迎えに行き、車内で軽くお弁当を食べさせてから塾に送っていました。
学校見学は大事!
絶対いろいろ見た方がいい! 志望する学校へは何度も足を運びます。
オープンスクール、文化祭説明会など、行くたびに違う面が見られるし、雰囲気や生徒さんの様子など見るべき点がいろいろあるので。
志望先は子どもの希望優先ではありますが、子どもはやっぱり幼くて、文化祭がただ楽しそうだというだけで惹かれるなど、見学時の印象だけでは見えていないことも多々あります。
親から見ると別の気になる点があるなど、その感想についても子どもと共有しました。
オープンスクール、文化祭説明会など、行くたびに違う面が見られるし、雰囲気や生徒さんの様子など見るべき点がいろいろあるので。
志望先は子どもの希望優先ではありますが、子どもはやっぱり幼くて、文化祭がただ楽しそうだというだけで惹かれるなど、見学時の印象だけでは見えていないことも多々あります。
親から見ると別の気になる点があるなど、その感想についても子どもと共有しました。
私がいちばん大切だと思ったのは、校長先生のお話とそのお人柄。
説明会のとき、息子の志望校の校長先生のお話に感銘を受けて、親子ともども「ここがいい!」と気持ちを新たにしました。
説明会のとき、息子の志望校の校長先生のお話に感銘を受けて、親子ともども「ここがいい!」と気持ちを新たにしました。
最後の2年は受験に全集中!
受験の成功だけを考えたら、親が受験に全力投球している家庭が結局結果を出しているように感じます。
受験は子どものものだからとか、親がのめり込みすぎない方がいいとか、理想はいろいろありますが、やっぱりのめり込むべきなのかなと。
6年になったら、夏休みには1日10時間勉強するようにと言われますし、お正月もリズムを崩さず、モチベーションを維持して集中力を切らさないようにしたいですね。
受験は子どものものだからとか、親がのめり込みすぎない方がいいとか、理想はいろいろありますが、やっぱりのめり込むべきなのかなと。
6年になったら、夏休みには1日10時間勉強するようにと言われますし、お正月もリズムを崩さず、モチベーションを維持して集中力を切らさないようにしたいですね。
子どもを追い詰めないのめり込み方ってあるんですよね。
親が追い詰めないように気を使っていても、子ども自身が自分で追い詰めちゃうこともあります。
子どもの性格にもよりますし、最後の何カ月かはほかのみんなも頑張っていますから、わが子がどんなに頑張ってもなかなか成績が伸びていかないんです。
うちも、年末にかけて成績が伸び悩んで、志望校別講座の成績などを見てお正月は泣きながら年を越しました。
子どもには見せないように、元気に振る舞いながら夜は夫婦で号泣会議ですよ (笑)。
できることはサポー トしかないから、そこはもう必死にやりますよね。
親が追い詰めないように気を使っていても、子ども自身が自分で追い詰めちゃうこともあります。
子どもの性格にもよりますし、最後の何カ月かはほかのみんなも頑張っていますから、わが子がどんなに頑張ってもなかなか成績が伸びていかないんです。
うちも、年末にかけて成績が伸び悩んで、志望校別講座の成績などを見てお正月は泣きながら年を越しました。
子どもには見せないように、元気に振る舞いながら夜は夫婦で号泣会議ですよ (笑)。
できることはサポー トしかないから、そこはもう必死にやりますよね。
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本誌連動サイト「ビタミンママonline」 では、 中学受験にまつわる多種多様な情報を発信しています。
なかでも、毎週リレー形式で連載している中学受験ブログでは、複数の中受ママたちの、受験戦争真っ只中のリアルな日常や、すでに受験を終えたママの成功体験記などを配信しています。
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