横浜・川崎エリアで「中学受験に強い」と定評のある塾の先生に、中学受験を前に誰もが抱える疑問を、伺いました。
A.
6年生の夏前を目安に検討を本人のやる気次第で両立は可能です。
一般的には、「6年生の夏」が目安になります。志望校のレベルと、今自分がもっている力を冷静に判断し、ひらきが大きければ習い事を半年間休む。それほど差がなければ習い事を少しセーブするなどの工夫をして続けていいと思います。
昨年度の塾生に、ヨットの強化選手としてオリンピックを目指している女の子がいました。土日はフルに海でヨットの練習です。それは続けながら受験し、両立できる中高一貫校でヨットをさらに究めたい、と。そこで、練習時以外でどれだけの勉強ができるかを本人と話し合ったうえで計画を立て実行し、見事、志望校に合格しました。
目的意識の強い子は粘りきりますね。その女の子は入学後の成績も良いそうです。それは、「受験のための取り組みに集中したことで、自分なりの勉強のやり方がわかったから」とひとまわり成長したようです。