とうとう12月。夏からの4か月があっという間に過ぎ、秋は怒涛の日々でした。
塾のエントランスには「入試まであと○○日」の張り紙。一日、一日が確実に過ぎ去り、本番に近づいていきます。ここでいったん、秋から冬にかけての日々を振り返ります。
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夏から秋へ。過去問を始めるタイミング
天王山と言われる小学6年生の夏。あれほど暑かったはずなのに、今はもう思い出せないほど季節があっという間に過ぎ、思うような成果が出ないまま秋を迎えました。
その成果というのは、塾のテスト結果。組分けテストなので、クラスの昇降こそが勉強のモチベーション。その週のテキストを次週までに総ざらいし、復習テストに備えるのがルーティーンとなっていて、追い立てられるように課題をこなしていました。この時点ではまだ過去問はやりませんでした。
「9月までは過去問には手を出すな!」というのが塾の指導。理由は、あまりに早く過去問をやっても、まだそこまでのレベルに達していないので良い手ごたえを得ることができずに自信をなくしてしまうから。そして、しっかり準備が整っていざ志望校の過去問をやる!となったとき、本当の手ごたえがわかりにくくなってしまうから、だそうです。
過去問の問題集はすでに何校分か準備していたので、プリンはやりたくてウズウズしていました。塾からは「子どもはすぐに過去問をやりたがるし、本を開きたがるのですが、子どもが早まって勝手に過去問に手を出さないように、しっかり管理しておいてください!」と保護者会で言われていたので、さすが塾は子どもたちのことをよくわかっているな~と感心してしまいました。
そして9月になり、日曜志望校別特訓も始まったタイミングでいざ過去問スタート! プリンも「よっしゃ!」と言わんばかりにはりきって過去問にトライしましたが・・・。結果は撃沈・・・。どの教科も半分も取れません。
さすがに私も焦って、塾にそのことを電話で相談したところ、「大丈夫!今はそんなもんです。ここから6割、7割目指して頑張りましょう!」と話していただき、少し安心しました。
でも、本当に2、3か月でこの難しい入試問題ができるようになるのか・・・。志望校を変えた方が良いかも・・・と悩みました。
過去問に追われる日々。時間が足りない!
志望校の過去問は過去10年分が収められていて、できれば2周、3周はやっておきたいもの。
受験の先輩ママによると、志望校の過去問は10年分を3回やり、目をつぶってもできるほどその学校の出題パターンを研究したとのこと。やはりそこまでやらないといけないのか・・・。
9月から1週間に1年分と考えると、10年分は10週かかります。それを3周となると、全然間に合わない⁉しかも、志望校だけではなく、併願校の傾向も少しは研究しておきたいので、間に併願校の過去問も挟むとなると、2月まで全然時間が足りません。
また、秋は学校説明会、文化祭の見学などで忙しい上に、11月はほぼ毎週塾のテスト。10月、11月は怒涛の日々でした。ここからは過去問のペースを上げながら、併願校対策にももう少し時間を作る必要がありそうです。
幸い、塾の先生がおっしゃったとおり、過去問は1年分ごとに取れる点数も上がっていき、第一志望校を変更せずにこのまま突っ走れそうです。ただ、入試問題というのは学校によって本当に出題傾向が違う!というのが過去問をやってみてよくわかりました。
第一志望校より偏差値では低い併願校でも、過去問をやってみるととても難しく、合格平均点に達しないことも多々あり、プリンも一気に落ち込みます。
やはりある程度、受験予定の学校の入試傾向はわかっておく必要がありそうです。同時に、塾の総まとめ演習や基礎的な部分もしっかり固める作業も必要なので、過去問ばかりやっているわけにもいきません。
もう本当に時間が足りなくて、何を優先して取り組めばよいのやら・・・。こんな風に迷走しているうちに、きっとあっという間に本番の日が来てしまうのでしょうね。
さあ、本番まであと2か月です!
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