早いもので、今回の投稿が今年最後のブログとなりました。1年間拙い私の文章をお読みくださったみなさま、本当にありがとうございました。来年も、ほんの少しでもお役に立てるようなことを発信していきたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ入試目前。周りを見渡せば、感染症も流行っている様子です。さて、あなたは、お子さんをこれからの時期に学校に登校させますか?
この入試直前期の「学校を休ませる・休ませない問題」は、本当に悩みます。私も12月の今頃の時期、「どうしよう?」と悩みに悩んでいたことを覚えています。実際わが家ではどのように直前期を過ごしたのかを、今日はお話させていただきます。学校の環境、ご家庭の方針、周囲の雰囲気、そして何よりお子さんのことを第一に考え、各ご家庭で判断いただければと思います。
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3学期スタート後、3週間程度休ませました
結論から申し上げると、わが家では3学期がスタートしてすぐに1月校の受験がありましたので、それに伴って学校をお休みさせました。息子の通学していた学校では、受験することを前向きに考えてくださっていた学校だったので、休むことにあまり抵抗を感じることはありませんでした。
周囲のお子さんたちもさまざまで、お休みしている子もいれば、毎日きちんと通学している子もいたといった状態でした。休んでいる子に対して、特別に友だちが何かを言ってくるということもなく、中受が当たり前という環境でしたので、変な気を使わずに済んだことは、とてもありがたいことだったと思います。
学校を休ませたメリットは?
性格も大いにあると思うのですが、入試直前に学校を休んだことによってマイペースな息子は落ち着いて勉強ができたのではと感じました。2学期までは皆勤。最高学年として多くの学校行事で責任ある役割を任されたことは、かけがえのない経験となりました。
しかし、秋以降の受験勉強は、自分の意図する学習ができなかったことに、いつも苦しんでいたように思えます。
そこから解き放たれた、入試直前の数週間。息子は自分のペースで好きなように学習ができたおかげで、飛躍的に力が付いたようでした(こちらの記事を参考にしてみてください スランプ脱出大作戦 )。
秋の模試地獄や過去問への取り組みも、そろそろ終盤戦に差し掛かってきた11月下旬。気が付けば入試まであと2か月です。 息子は、この11月頃から大スランプに陥り、母親の私のメンタルはズタズタになったことを今でも鮮明に記憶しています。 お[…]
私の仕事が休業中だったということも、彼にとってラッキーだったのかもしれません。生活のリズムを乱すことなく、いつもの日常を過ごすことができたからです。
学校に登校した方が良いと感じた子
そんな中でも、きちんと毎日登校していて、結果を出しているお子さんもたくさんいました。受験が終わって、お母様同士の会話の中で、「学校に登校することによって、生活のリズムが整えられる子」、「友だちと会うことで、気分転換になると感じる子」が、登校した上で結果を出しているのではという話題になりました。
また、ご両親が外で働いていらっしゃるご家庭も、お子さん次第ですが、直前期に学校を休ませるのは難しいのではないかというお話をした記憶があります。個人的には、それに加えて、学校を休むことに対して罪悪感があるようなお子さんや、学校や周囲の環境がそれをよしとしない雰囲気があるなら、無理して直前期だからといって休ませる必要はないと思います。とにかく、お子さんがどうしたいか、どうしてあげるのが最善なのかをよく考えたいところです。
安易な気持ちで、何となく直前だから学校をお休みするという事にはしないで、休むからにはそれなりのことをすべきであるという覚悟が必要です。また、学校に対しても、誠実な対応をし、担任の先生のご理解いただくことが大切です。中受に前向きな先生、そうではない先生、さまざまではないかと思います。すべてをトータルで考えて、お子さんにとってより良い環境で直前期を過ごさせてあげたいですね。
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