【わが家の体験談】学校説明会で必ずやっていたこと

学校説明会や見学会が多く開催されるこの時期、皆さんもお子さまとご一緒にお出かけになることが増えているのではないでしょうか?

以前、目標とする学校や評判のよい学校、自宅から通いやすい学校など、たくさんの学校を見学することをおすすめしました。

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また、トコトコさんも学校説明会の重要性を書かれていたことも記憶に新しいです。

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実際に、校長先生のお話を聞いたり、校舎を見学したりして「こんな学校なんだ」と新しい発見や魅力に気づかされることが多いと思います。しかし、私たちは学校説明会では「将来の志願者」という立場で招かれるため、本当の学校の様子は見えないこともあります。

そこで、私は、その学校の本当の姿を垣間見るために、必ずと言っていいほど行ってきたことがあります。今日は、その体験談に基づいてお話をさせていただきたいと思います。少しでも、皆さんの学校説明会でのお役に立てたら嬉しいです。

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在校生と話して見えてくる、学校のリアル

皆さん、見学に行かれた学校で、お手伝いをしている在校生の姿にお気づきですか?彼らは、学校にもよりますが、委員会活動の一環として、またボランティアとしてお手伝いされている生徒さんです。そう、学校の一番リアルな部分を知っている心強い存在なのです。私は、チャンスを狙って、すかさず在校生に話しかけるようにしていました。

皆さん、学校の先生には聞きにくいことでも、とても気になることはありませんか?

  • 塾に通っているの?
  • 学校の勉強は大変?宿題は多い?
  • クラブ活動は厳しいの?

などといった、先生にお尋ねするまでもない、でも実際はどんな雰囲気なのかなという疑問を、チャンスがあれば在校生に聞くことにしていました。生徒さんの個性もありますし、話が簡潔に終わってしまうことも多いのですが(とりわけ男子校に多い傾向です)、受験についてや理想的な勉強方法など、まるで塾の優秀な講師のようにお話下さった生徒さんもいらっしゃいました。

もちろん、生徒さんの意見を全て鵜呑みにするわけではありませんが、そんなやりとりを通じて、自分の子どもが「こんな中学生になってほしいな」と思える瞬間があります。これこそが、学校の日常や雰囲気のリアルを感じた瞬間なのかなと考えます。(正直な話、逆もありましたが…)

もし、在校生と交流できるチャンスがあれば、優しく話しかけてみてくださいね。(彼らも緊張していると思うので笑)

▲在校生は、学校の真の雰囲気がわかる心強い存在です

見逃せない!校内のリアルな様子

学校見学の際は、学校側が決めた順路に沿って理科室や図書館などの充実した施設をご覧になる方がほとんどだと思います。そんな中、順路にある入室が禁止されている教室を、外側から注意深く眺めたことはありますか? また、学校見学などに行った際には、お手洗いは必ず利用されていますか?

ある男子校では、施錠された教室前を通過する際に見えた景色が衝撃的でした。男子校なので、整理整頓が少々甘目なのは充分理解していますが、それにしても教室内は混沌としていました。またある男子校では、自分の机の上に大学の過去問(赤本)がずらっと並び、「まるで塾!?」と感じじられるほど。またあるトップの進学校では、教室の本棚にマンガが並び、年頃らしい一面が垣間見え、ほっこりした気分になったのも記憶しています。

これは整理整頓していないのが悪いというわけではなくて、この環境が自分の子どもにとって許容範囲かどうかを感じることがとても重要だと思います。お手洗いについても同様で、伝統ある校舎であれば建物も古いはずです。それでも手入れが行き届いたお手洗いは、なぜか安心して子どもを通わせられるなと思いませんか?

自由な校風・伝統ある学校・塾に行くことなく学校側できちんと学習指導されているなど、校内を一巡するだけでさまざまなメッセージを感じ取ることができます。

説明会や見学会の場を提供して下さった学校に感謝の気持ちを持ちながら、皆さんの大切なお子さんのために、その学校の本質をしっかりと見極めてみてください。

▲校内の至る所に、学校のメッセージがあるので、規則を守ってよくご覧になって来てくださいね

 

● 開成中・高校出身、東京大学工学部の運動神経がちょっぴり鈍い長男(まめ)と、のんびり屋の長女(そら)の母。幼・小・中・大と伴走してきました。たくさんの失敗や経験談を少しでも皆様のお役に立てればと思っています。

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