2020年6月に始めさせていただきました、ビタミンママ中学受験ブログですが、この回をもって卒業させていただくことになりました。最後の投稿として、今回はこの4年間を振り返り、私にとって中学受験は何だったのかを考えたいと思います。
ビタミンママでは、中学受験ママの奮闘ブログ「一輝一憂」で、中学体験記を書いてくれるママライターを募集しています。
皆様の現役・過去の体験談をビタママONLINEで発信してみませんか?詳しくはこちらをご覧ください!
「ビタミンママ」と共に歩んだ子育ての日々
実は、中学受験をする前から「ビタミンママ」は私にとって特別な存在でした。長女が生まれて横浜に引っ越しをしてきたのですが、右も左もわからない中での子育て。
そんなとき、ふと書店で目にした地域の子育て情報誌「ビタミンママ」を手に取りました。今知りたい!これが知りたかった!という身近な子育て情報が満載で、すぐに買って帰り、隅から隅まで楽しく読み、毎回発行されるのが楽しみになりました。
幼稚園選び、病院選び、習い事などなど、子育て中のママにとってのバイブル!しかも住んでいるエリア限定なので、すぐに手が届く情報でした。
そんな一読者としてのビタミンママとの出会い。そのうち次女が生まれ、続く子育て。
いつしか次女も小学生となり、ひょんなことから「ビタミンママ」のウェブサイトでの中学受験ブログを書かせていただくことになりました。
最初は私なんかの経験が、誰か他の人の役に立つものなのかと、思っていましたが、考えてみれば私もいろんな身近なママたちの声を参考に、子育てをしてきたのです。受験生活のことを文字や文章にすることで、少し冷静に中学受験と向き合うことができると思いました。いつしか、中学受験ブログを綴ることがライフワークとなり、また別のママライターの方の記事を読んでは、新しい発見があり、大きな刺激となりました。ママライター同士の交流もあり、中学受験先輩ママの体験談はすぐに自分も実践できるとても有意義なものでした。
中学受験をふりかえって・・・
わが家はプリンが小学生になったと同時に中学受験へのスタートをきりました。初めての中学受験だったので毎日が試行錯誤。うまくいかないときは方針を変え、それでもダメなときは何度も中学受験をあきらめようかと思いました。それでもやめなかったのは、5年生ごろからはっきりと目的意識を持ち始めたプリン本人の意思でした。
本人がしっかりと目的意識をもっていると、親がどれだけ不安になっていても、本人がわけもなく前向きだったり、自信を持っていたり、ということがよくあります。周りのいろんな方の話を聞く中で、こうしたパターンはたいてい良い結果につながっているという印象があります。
中学受験はするか、しないかを選択できるチャレンジです。中学受験をすることが必ずしも良い!とは限りません。わが家においても、本当に中学受験をして良かったか?という問いに対して、現時点では「して良かった!」と言えるのですが、プリンの人生はこれからまだまだこれから。将来、中学受験をして良かったと思える人生を歩んで欲しいと思っていますが、それはもう親が何かできることではありません。ただ、親子で歩んだ中学受験へのチャレンジの日々は、苦しくも充実した日々であり、私にとってかけがえのない宝となりました。そんな日々のことをこの場でお伝えすることができ、次にまたそんな宝を手にされる方へとつながってくれたら良いな、と思っています。
4年間、つたない文章、共感できないことなど、多々あったかと思いますが、毎回お付き合いいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
いよいよ本番間近。どうか体調管理を万全に、いざ晴れ舞台へとわが子を送り出してあげてください!健闘をお祈りします。