通信教材を利用した自宅学習は、塾のような強制力がない分、自分のペースで進められる反面、スケジュールが遅れがちです。実際、ヒラメも2025年元旦の時点で、予定より数週間遅れてしまいました。2~3日程度の遅れならヒラメに任せて様子を見ますが、今回のように大きく遅れた場合は、私からも働きかけをしています。
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3つのステップで新しいスケジュールを作成
2024年12月は、体調不良と年末の家族旅行が重なり、ヒラメは思うように勉強時間を確保できませんでした。その結果、2025年元旦の時点で、予定より数週間遅れた状態に。このような大幅なスケジュールの遅れが発生した場合、ヒラメと一緒に次の3つのステップで対応します。
- ステップ1:「この日までにここまで進めたい」という具体的な目標日と達成状況を設定する
- ステップ2:目標日までに終わらせたい勉強内容を明確にする
- ステップ3:期間内で勉強内容を分割して、新しいスケジュールを作成する
目標日にスケジュールに追いつくことを優先し、勉強内容を取捨選択
今回のヒラメのケースを例にして、3つのステップを具体的にみてみましょう。
まずはステップ1、具体的な目標日と達成状況を設定します。ヒラメに聞いてみると、「1月26日(日)の公開組み分けテストはリアルタイムで受けたい」とのことでした。そのため、「1月26日時点で、組み分けテストの範囲の勉強が終わっている状態」を目標と決めました。
次にステップ2、目標日までに終わらせたい勉強内容を明確にします。ヒラメが利用している通信教材では、1週間で1単元進み、4単元(4週間)終了後の翌週は直近4単元の復習をする総合回(1週間)となります。また、年末年始には約2週間の冬期講習が含まれています。
冬期講習もほとんどがそれまでに学習した内容の復習にあたるため、ヒラメと話し合い、総合回と冬期講習、合わせて約3週間分の内容は取り組まないことに決めました。そうすると、遅れている期間とほぼ同じ期間をスキップすることができ、1月26日(日)には、スケジュールに追いつくことができるからです。
本来であれば、定期的に復習をして定着度を高めたいところですが、今回は優先順位を考えての判断です。入試本番まではまだ約2年あるので、復習は今後ヒラメのペースで取り組めば良いと考えています。
最後にステップ3、新しいスケジュールを作成します。日にちごとの詳細までは決めず、1月第2週は予習シリーズの第16回、1月第3週は第17回というざっくりしたスケジュールにしました。その日に何をやるかは、当日にヒラメが自分で決めます。
こうして、新たに作成したスケジュールですが、守れるかどうかはやってみなければ分かりませんし、守れなくてもいいと思っています。遅れてしまったら、またステップ1~3を繰り返せばいいだけだからです。トライ&エラーを繰り返し、ヒラメには自分に合った勉強スケジュールの立て方や進め方を、中学受験生活を通して、気長に身につけていってほしいと思っています。
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