いよいよ入試が始まりましたね。中学入試を受ける子どもたち、家族たちが、最後に笑顔で終われること、心から祈っています。
対して、わが家は2月からりん太が、塾で5年生になります。あっという間の4年生でした。試行錯誤しているうちに、終わってしまいました。
塾の保護者会では「子どもが自走できるようサポートして下さい」という言葉をよくいただきました。ただ、その自走が難しい。親が道をしっかり示し、見張っておかないと、小学生(特に男子)は脱走します。
今回は4年生の中学受験を振り返り、これだけは親がやるべきだと思ったサポートを2点紹介します。
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4年生の中学受験、親がやるべきこと①スケジュールの組み立てのサポート
宿題やテスト勉強をいつ、どれだけの量やるか。スケジュールの組み立ては、親がやるべきサポートの1つだと感じました。
塾の宿題量は大変多く、テスト範囲も広いです。小学校や塾の合間で、宿題を終わらせ、テスト勉強もしたいとなると、どうスケジュールを組めば良いのか、大人でも悩みます。大人でも悩むスケジュール作成を子どもだけでやるのは無理がある、と4年生を通して実感しました。
ただ親が、全部組み立て、「このスケジュール通り勉強しなさい」というのも、良くないと思いました。子ども自身にスケジュールを組み立てる能力が身につかないし、子どもの勉強のキャパシティを親が把握できないからです。
一緒に予定を立てると、「まとめて4時間勉強するより、2時間ずつに分けた方が集中できる?」「平日は、時間がかかる算数より理社の宿題をやる?」などと、子どもに提案しながらスケジュールが決められます。また、「算数を先に終わらせたい」など、りん太の希望も盛り込めます。
一度スケジュールを作れば、後はりん太に任せられるので、私もカリカリせずに済むな、と思いました。
中学受験では、多くの学校で時事問題が出題されます。一般的には、前年の11月頃までに起こった出来事が出題範囲となるため、小学6年生は、秋に各出版社から発売される中学受験用のニュースをまとめた問題集を購入し、取り組む必要があります。おそらく、2[…]
4年生の中学受験、親がやるべきこと②見直しのサポート
宿題の丸つけやテスト直しなど、見直しのサポートは親がやるべきことだと感じました。親が見直しをサポートすると、子どもが何につまずいているのかを把握できます。また子どもが誤った方法で勉強しているのにもすぐに気づけます。
例えば、りん太の場合、理解はできているけれども、ケアレスミスで点を落とすことが、とても多いです。
理解できなくて困るとヘルプを出しますが、ケアレスミスについては「やっちゃった」で終わらせてしまいます。でもケアレスミスの対策って、テストでとても重要ですよね。
全体的に思ったのが、小学生はPDCAサイクルをまだ上手く回せません。でも受験勉強では、計画・実行し、振り返って改善する、PDCAサイクルの考えは必要です。
勉強は塾が教えるのでサポート不要ですが、勉強方法は親がサポートしなくてはいけない。では、最低限の勉強方法のサポートって何?と考えた際に、スケジュールの組み立てと、見直しのフォローという結論に私は、至りました。
日々、バタバタですが、この2つは5年生でもフォローしようと思っています。逆に4年生でやってみて、捨てたサポートもあるので、次回紹介させて下さい。