中学受験、親のサポートはどこまで? 

中学受験のサポート、親はどこまでするべきなのか?私も日々悩んでいます。悩んでいる中で、現段階では次の結論に達しました。「中学受験のサポートをどこまでするべきかの前に、親の負担にならない範囲でサポートするのが大切なのでは?」と。

というのも小4の1年間、中学受験の伴走をして、私はサポートにすることに疲れてしまっていました。

疲れて子どもにきつく当たったこともあり、本当に反省しています。今回は私の中学受験サポートの反省文です。中学受験のサポートに悩んでいる方、疲れている方と気持ちを共有できればと思います。

ビタミンママ中学受験LINEアカウント紹介

ビタミンママでは、中学受験ママの奮闘ブログ「一一憂」で、中学体験記を書いてくれるママライターを募集しています。皆様の現役・過去の体験談をビタママONLINEで発信してみませんか?

詳しくはこちらをクリック

ストレスで私がやめた中学受験サポート

4年生が始まったころは、私も気合が入っており、SNSの中受ママがやっているサポートで、良さそうと思うことをいろいろまねしていました。その中で効果があると思ったけれど、負担が大きくてやめてしまったサポートもあります。

1つ例をあげると、間違えた問題をコピーして、ノートに貼る「間違えノート」の作成です。
間違えノートの作成は多くの人が実践する効果的なサポートかと思います。しかし私にはどうにも負担で、作業を止めてしまうこともしばしば。その結果、「間違えノート」ができてないのでりん太がサッと解き直しができない、という負のループも発生してしまいました。

悩んだ結果、間違えた問題のコピーや貼り付けはせず、テキストやテストに直接、印をつけることで代用しています。具体的には、算数の場合、間違えたけど解説を読んで分かった問題には青丸、解説を読んでも分からなかった問題には赤丸をつけておく、という形です。
ノートの方がまとまっていて見やすいし、振り返りもしやすいと思います。でも、私の労力はテキストに印にすることで、グッと減りました。りん太はテスト前に印がついている問題を解き直しています。

早朝や深夜に「間違えノート」を作成し、ぐったり…。
関連記事

中学受験では、多くの学校で時事問題が出題されます。一般的には、前年の11月頃までに起こった出来事が出題範囲となるため、小学6年生は、秋に各出版社から発売される中学受験用のニュースをまとめた問題集を購入し、取り組む必要があります。おそらく、2[…]

効果があっても親にとって負担になるサポートは捨てても良い

「間違いのノート」の挫折から、効果があっても親の負担になるサポートは捨てても良い、と思いました。「間違いノート」の作成は、人によっては負担がないかもしれませんが、私には負担です。その一方で、前回のブログで紹介したのですが、私は「勉強のスケジュール作成」と「宿題の丸つけ」「テストの見直し」はサポートすることにしています。面倒臭いと思いながらも私には何とかやれているこれらのサポートが、負担に思われる方もいるでしょう。

中学受験のサポートで、やったら良いことをあげたらきっとキリがありません。でもそれぞれのキャパシティで、できることに限りはある。今はSNSなどで色々情報がとれるので、中学受験のサポートをあれもこれも、と思う方もいらっしゃるかと思います。でもそれだとしんどくなるので、私のサポートはここまで、と自分のできる範囲の軸を親も持っておくと良いのかな、と思っています。

現段階の結論としては、「全くサポートしないのも嫌。でも自分の負担になるサポートも嫌」というのが私個人の軸です。どのレベルのサポートがちょうど良いかは模索中です。負担が少なく、良いサポートが見つかったら、またこちらのブログで紹介させて下さい。

子どもの前では笑顔が一番!と、あらためて自分に言い聞かせています。

ナナです。小学4年生の息子りん太、年長の娘すみれを育てる2児の母。りん太はわんぱく男子ではなく、本とゲームが大好きなインドア男子。マイペース過ぎる息子が心配で、中学受験をずっと検討しており、2023年から通塾を開始。中学受験のスタートラインに立ったばかりです。精神的に幼い小学生男子。わが家の最重要課題は、ミミズよりグニャグニャの字を直すこと!男子ゆえの受験の苦労も皆さんと分かち合っていきたいです。よろしくお願いします。