息子・りん太が中学受験5年生になり、通塾時間、日数、宿題量がドンっと増えました。今までは大体、22時就寝7時起床でしたが、その睡眠サイクルだと宿題はできても復習まで手が回らないことも……。
SNSやネットを見ると、夜遅くまで勉強する中学受験生の姿も目に入ります。睡眠時間を減らして、勉強した方が良いのだろうか?そう悩んで、睡眠時間を削った結果、大失敗をしました。
今回は私が先日、りん太の睡眠時間を削った時に起きた失敗談を紹介します。中学受験5年生の睡眠時間に悩む方の参考になれば嬉しいです。
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安易に睡眠時間を減らしてはいけない
厚生労働省は小学生に、9〜12時間の睡眠時間を確保するよう推奨しています。一方、りん太が通う塾の保護者会資料には、7〜9時間の睡眠を推奨、と記載されていました。厚生労働省と中学受験塾では基準が違うんですよね……。
塾の資料を読んだこともあり、9時間睡眠でなくても大丈夫かな?と思ってしまったのが、失敗の始まりでした。塾の帰宅後に算数の復習をさせてしまい、寝るのが23時近くなってしまった日があったのです。りん太も嫌がらず、ちょっと盛り上がりもしたので、つい遅くなってしまいました。
そしてその翌日、りん太は体調を崩しました。塾から帰宅したりん太は眠い、ダルいと言い、食欲もありません。当然、塾の授業も集中できなかった様子。その次の日もダルそうにしているので、学校を休ませました。
大反省しました。復習なんてしないで、すぐに寝かせるのだった。眠くて、塾の授業に集中できない方が、よっぽど良くない。そもそも学校に行けないほど、疲れさせてしまった。
7〜8時間の睡眠時間で大丈夫な子もいるでしょう。しかし今のりん太には9時間睡眠が必須なようです。睡眠時間を削ってはいけないという教訓になりました。

睡眠時間を確保したうえで勉強方法を工夫する
睡眠時間での失敗を経て、「睡眠時間は確保したうえで勉強する」が、わが家の中学受験の軸になりました。
21時半〜22時の間に就寝、6時半〜7時に起床がりん太の体のリズムに合っているようです。中学受験の勉強も大切ですが、まずは生活リズムを崩さないことを心がけるようになりました。そしてリズム内で効率の良い勉強ができるよう工夫するのが、最近のミッションです。
例えば塾後の復習はやめましたが、授業中に分からなかった問題のチェックはしています。復習は解き直しをしていたので、時間がかかりました。そのため5分程度で完了できる、チェックに切り替えた形です。また、睡眠時間を削って宿題を終わらせるのもやめよう、とも改めて決意をしました。どうしてもできない週は、最低限をこなす方針です。りん太の塾は宿題量が多いので、先生に宿題の優先度を確認しています。
中学受験5年生はやることが多くて、ついつい睡眠時間を削りたくなると思います。削っても元気なら問題ないと思うのですが、睡眠時間を削ってクリアな脳を保てなくなったら本末転倒です。わが家もりん太の体調を第一優先で、中学受験の勉強を頑張りたいと思います。
