りん太の塾では中学受験を目指す5年生前半の授業が、終わりました。いよいよ来週からは夏期講習です。
中学受験5年生の勉強は、4年生よりもずっと大変になる。そう塾や周囲の人からさんざん聞かされ、ネットでも嫌というほど目にしていました。でも何がそんなに大変なのか、4年生の時には具体的にイメージできませんでした。それがもう少し早くイメージできていたら、いろいろ心構えや対策もできたのに、と思います。
そこで今回は、私が感じた中学受験5年生と4年生の勉強の違いについてまとめてみました。「中学受験5年の勉強は、何が大変なの?」と、不安に思っている4年生の保護者の方の参考になると幸いです。
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中学受験5年生と4年生の勉強の違い①理科と社会の学習量
中学受験5年生になって明確に大変になったと感じた教科は、理科と社会です。
理由としては、まずシンプルに一単元の量が増えました。4年生のテキストと比べて文字が小さくなったうえに、ページ数も倍くらいになっています。5年生ではじめて理社のテスト勉強をした時、やっても、やってもテスト範囲が終わらなくて、驚きました。4年生の時と同じ感覚でテスト勉強してはダメだと思ったのを、非常に覚えています。
次に、丸暗記では対処できない内容になりました。理屈から理解しないと対応できない問題が増えます。特に理科は5年生から計算問題が出てくるので、その対策も大変です。
ただ大変になったゆえのメリットもあります。4年生の時、理社はテストでの差がつきにくい教科でした。しかし5年になると、難易度が上がったためか理社は得点源となる教科になります。そのため4年の時と比べて、理科と社会にはしっかり時間を割いて勉強するようになりました。

中学受験5年生と4年生の勉強の違い②:算数の難易度
2点目は、算数の難易度が上がったことです。
5年生になり、算数は本当に難しくなりました。学習量も、4年生の倍です。そのためテストまでに単元を完璧に消化するのが難しく、未消化のままテストの日を迎えてしまう事態も増えました。算数は基礎が危ういと後が大変なので、基礎レベルの問題は完璧にする、など優先順位をつけて対応しています。
また算数の難易度が上がり、理科や社会の学習量が増えたので、国語に費やせる時間が減りました。そして国語の成績が下がり始め、困っている昨今です。
そんな感じで、膨大な量かつ難易度の高い中学受験5年生の勉強と格闘していたら、あっという間に5年生の前期が終わっていました。本当に中学受験って大変!覚悟して臨まないとダメだな、と改めて実感しております。
夏休みは夏期講習の合間に、算数の苦手単元の克服や国語の学習量を増やしたいところです。それから、来年は旅行にも行けないと思うので、今年の夏は行っておきたいと思っています。
