中学受験5年生の秋。文化祭見学のシーズンがやってまいりました。中学受験では6年生の秋は忙しいので、5年生の秋に文化祭見学をするのが主流です。りん太と私も9月に入ってから毎週のように様々な学校の文化祭に行きました。文化祭は校内をかなり歩くので、現在疲労マックスです。ただ学校説明会では分からなかった部分を文化祭から得られており、文化祭に行くメリットを毎回感じています。
そこで今回は、中学受験の文化祭に行くべきメリットを具体的にお伝えしたいと思います。中学受験の勉強で忙しい中、学校説明会も文化祭も両方行く意味ある?文化祭に行くべきメリットって何?と思っている方の参考になれば嬉しいです。
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中学受験の文化祭に行くメリット①学校活動を具体的に把握できる
先日学校説明会を聞き、りん太が好ましく思った学校の文化祭に行ったのですが、文化祭を見て志望度が下がる、という出来事がありました。なぜなら学校説明会で盛んだと感じた意中の部活動の活動が、実際はそれほどでもないと感じたからです。それは、文化祭でその部活動の展示を見たから分かったことでした。学校説明会だけでは分からないこともある、と思った大事な教訓です。
基本、学校説明会は先生の話を聞く形なので、実際の部活動や学校活動を目の当たりにしません。しかし文化祭に行くと、部活動や学校活動の内容を発表や展示物で具体的に確認できます。また、生徒や部員に、実際の活動実績を質問できます。子どもが興味のある部活動の展示に顔を出し、「何を目標に、どういう活動をしているの?」と聞くと、色々と教えてくれます。文化祭は生徒との距離が近いので、「学校楽しい?」みたいな率直な質問も在校生にしやすいです。学校説明会では学校の良い面しか聞けませんが、ネガティブな面も生徒は素直に話してくれるので、意外な実態が聞けたりもします。
このように学校活動を具体的に把握できるのは、中学受験の文化祭見学をする大きなメリットです。

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中学受験の文化祭に行くメリット②どのような雰囲気の生徒がいるか分かる
オタクっぽい生徒が多いのか、陽キャっぽい生徒が多いのか、学校によって生徒の雰囲気って異なりますよね。りん太は、オタクっぽい生徒が多い学校の方が安心するみたいです。そのため理系に強い学校を好ましく思うことが、5年生の文化祭見学で判明。このりん太の好みが知れたのは収穫で、志望校を決める際の良い指針になっています。
生徒の雰囲気というのも学校説明会では、把握しきれない部分でした。文化祭ではほぼ全生徒を一気に見られますし、近い距離で接するので、生徒の雰囲気を肌で感じられます。実際に生徒と接し、文化祭に励む姿を目の当たりにすると、りん太がその輪に馴染めるのか、イメージしやすかったです。
また追加のメリットになるのですが、文化祭が楽しかったことで、りん太は今まで憧れていた学校を第一志望校とはっきり認識できました。
このように中学受験で文化祭に行くメリットは、2点ではおさまらないほどたくさんあります。文化祭で楽しい中学校生活を目の当たりにするのは、中学受験における良い刺激です。上記メリットを参考に、ぜひ文化祭見学に行ってみてくださいね。
