【中学受験】集団塾に通うデメリット

りん太は集団授業を行う、大手中学受験塾に通っています。

前回の記事で、集団塾に通って良かったメリットをお伝えしました。しかし前回の記事を書きながらデメリットもあるよな、と思いまして・・・今回は中学受験の集団塾に通うデメリットと思われることを2点にまとめて紹介します。

こちらに書く中学受験の集団塾デメリットについては、5年生の秋時点で私が感じているものです。6年生になったらまた、変わっているかもしれません。

また個人的に感じているデメリットになりますので、その点もご了承ください。

集団塾と個別塾のどちらにすれば良いのか、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。前回のメリットの記事と合わせてご覧ください。

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集団塾のデメリット①:親のサポートが必須

中学受験の集団塾では、塾にお任せ、というわけにはいきません。子どもが集団塾のカリキュラムについていけるよう、親がサポートをする必要があります。特に大手集団塾のカリキュラムは進度が早く、スパルタです。中学受験は親子二人三脚と言いますが、ご家庭によっては親が片手間でサポートできないレベルかもしれません。

先日、りん太の塾の先生から電話があり、「りん太君は算数の作図が苦手なので、ご家庭でサポートしてあげてください」と言われました。

その時は深く考えず、「分かりました!」と元気に返事をしたのですが、そんな簡単な話ではありません。私は中学受験経験なしの、超ウルトラ算数嫌い。

その私が中学受験算数の作図サポートをするには、それなりの勉強が必要です。人生で逃げてきた大嫌いな算数が、ブーメランのごとく私の元に戻ってきたと、泣けてきました。

もしかしたらこのようなサポートは個別塾であれば、塾で対応してくれるかもしれません。しかし集団塾では、子供が勉強につまずくと、基本的に親サポートになると感じています。

中学受験は、親も分からないことだらけ。手探り中受サポートに疲弊の日々です。

私立中学校の学校説明会

集団塾のデメリット②子どものペースに合わせての勉強が難しい

集団塾の中学受験のカリキュラムは、一般的に小学3年の2月から始まります。そこから大量の学習内容を小学6年の1〜2月に向けて、詰め込まなくてはいけません。カリキュラムについていくために、常にマラソンを走っているような感覚です。

大手集団塾に通っていると、子どもが立ち止まり、振り返る余裕がない気がします。そうしたいのであればカリキュラムに一時、遅れても良い、と決心する必要があるように思います。

そのため、子どものペースに合わせた中学受験の学習をするのが難しく、子どもの負担が大きいように感じられます。この点は、塾によって変わる部分かとも思いますが、概ね、大手集団塾はスパルタ傾向です。

大手集団塾のカリキュラムは、中学受験合格のためによく練られたものです。

そのようなカリキュラムのもと、同じ目標を持つ仲間たちと勉強ができるというのは集団塾のメリットです。ただ、そのカリキュラムについていくために多大な負担が親子共々にかかるのも事実です。

メリット、デメリットの捉え方は人によって違うと思いますが、こうした大手集団塾の特徴を理解したうえで、親と子、両方の性格に合う塾選びができると良いですよね。

集団塾に親子で疲弊しすぎないようコントロールが大事だと、最近ますます感じます。

ナナです。小学5年生の息子りん太、小学校1年生の娘すみれを育てる2児の母。りん太はわんぱく男子ではなく、本とゲームが大好きなインドア男子。マイペース過ぎる息子が心配で、中学受験をずっと検討しており、2023年から通塾を開始。中学受験のスタートラインに立ったばかりです。精神的に幼い小学生男子。わが家の最重要課題は、ミミズよりグニャグニャの字を直すこと!男子ゆえの受験の苦労も皆さんと分かち合っていきたいです。よろしくお願いします。