中学受験というと、どうしても「子どもの体調管理」ばかりに目が行きがちです。ですが実は、親自身の体調が安定していることこそが、入試直前期のお子さんを支える一番の土台になります。
仕事に家事、そして受験のサポート。どんなに体力に自信があっても、寒さが深まる冬は疲れも蓄積し、免疫力も下がりがちです。私自身も、昔から年末年始に体調を崩しやすく、12月~2月は要注意の季節でした。
そんな私が息子の入試本番まで元気に伴走できたのは、日々の「体調管理のルーティン」のおかげ。
今回は、この冬を健やかに過ごすために、私が心がけていた2つの習慣をご紹介したいと思います。皆さまの小さなお力になれたら嬉しいです。
ビタミンママでは、中学受験ママの奮闘ブログ「一輝一憂」で、中学体験記を書いてくれるママライターを募集しています。皆様の現役・過去の体験談をビタママONLINEで発信してみませんか?
親の免疫力は”腸から”。毎日の小さな腸活習慣
受験直前期は、つい子どもの体調ばかりに意識が向きがちですが、実は我々親の体調こそが、受験生がいる家庭を支える大切な土台となります。体調を崩してしまうと、スケジュール管理や家庭学習の準備、お子さんの健康管理といった日々のサポートが難しくなるだけではなく、心の余裕まで失われてしまいます。いつもなら前向きに励ませる場面でも、ついネガティブな言葉が出てしまったり、お子さんが不安を抱えたりしてしまうことも少なくありません。
そこで私が続けていたのは、腸内環境を整える腸活でした。具体的には、多くの医師からも高い評価を得ている某ヨーグルト飲料を毎日飲むことを習慣化し、納豆やお味噌汁など腸が喜ぶ発酵食品を意識的に取り入れていました。スーパーでは、腸に良さそうな食品を探すのが日課になる始末。レジの方に「体に良さそうなものばかりですね」と声をかけられ、思わず照れ笑いを浮かべてしまいました。
思い込んだらまっしぐらな私の性格ですが、いちばん大切なのは無理なく続けられること。何もスーパーで腸活オタクのように振る舞わなくても、具沢山のお味噌汁を飲んだり、朝に温かい白湯で目覚めたりするなど…。大げさな腸活ではなく、普段の暮らしの中の小さな見直しこそが長く続いた理由だと感じています。
続けていくうちに、お通じが整い、体の軽さやメンタルの安定を感じる日が増えていきました。腸が整うと、不思議と心も整います。このシンプルな習慣こそが、受験直前期の張りつめた私自身を支える、大きな力になっていたと、今振り返って思います。

「温活」で体力を守る!受験を乗り切る親の温め習慣
腸を整える「内側のケア」と並んで、中学受験直前期の冬に欠かせないのが、身体を外側から温める「温活」でした。寒さで身体が冷えると、筋肉も心もこわばり、思考までもがガチガチになってネガティブに傾きがちです。また、「冷えは万病の元」と言われるように、冷えは受験生にとっても大きな敵となります。
そこで私は、朝起き抜けに白湯を飲み内臓を温めながら一日をスタートさせていました。外出時には、腰やお腹に貼るカイロを密かに忍ばせ、首・手首・足首の「3つの首」をしっかりガード。家の中にいる時も、モコモコの靴下にレッグウォーマー、さらに腹巻まで装備して「歩く雪だるま」状態に(笑)
夜は布団乾燥機で寝具を温め、温かいアイマスクでリラックス。それだけで、一日の緊張がふっと緩み、「また頑張ろう」と思える力が湧いてきました。生姜や根菜類など、体を温める食材もできる範囲で取り入れながら、無理のない温活を続けました。こうした積み重ねのおかげで、寒い時期が苦手だった私でも、前向きに直前期を乗り切れたのだと感じています。
中学受験は、親子で挑む体力勝負という側面もあります。
完璧を目指す必要はありません。まずはご自身のお体を大切に労わってあげてください。とかく自分のことは後回しになりがちなこの時期ですが、親子の健康こそが、合格への一番の近道になるはずです。
どうかこの季節、ご無理のないようにお過ごしください。


開成中高卒・東京大学理科Ⅰ類に現役合格した、ちょっぴり運動が苦手な息子の母です。小・中・大学受験を親子で乗り越える中で、数えきれない程の試行錯誤と失敗を経験しました。そんなリアルな体験談が、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです!
中学受験の情報をInstagramでも発信中!
▶ビタミンママの記事更新もお知らせしている:@badoko_blog
▶低学年から始める、中学受験の土台作り:@chisana_juken
続きを読みたい方はここをブックマーク!過去記事から最新記事まで一挙公開中です!
<おすすめ記事>
「女性のための総合クリニック」として幅広い年齢の女性から頼りにされている、優ウィメンズ クリニック。同クリニックでは、比較的若い世代の女性に発症しやすいといわれる子宮頸がんのワクチン接種に力を入れています。 婦人科の専門医として、ワク[…]

