小5に入ってから、りん太の塾での成績は順調に上がっていました。しかし先日のクラス分けテストで、ガクッと降下。りん太も私も落ち込みました。
ところが、ピンチはチャンスとはよくいったもので、成績が下がったことで今までの勉強を振り返り、対策を練り、さまざまな気づきを得ることができたと思います。
そこで今回は中学受験塾での成績が下がった時にやって良かった振り返りと対策について、ご紹介させてください。お子さんの成績が下がって悩み、どうしたら良いのか模索中の親御さん。私の試行錯誤が参考になると嬉しいです。
学力向上はもちろん、進路の相談や家庭学習のアドバイスまで、中学受験で成功を収めるための心強い味方、それが塾です。 ここでは横浜・川崎エリアで「中学受験に強い」と定評のある塾に、中学受験を前に誰もが抱えるお悩みについて、それぞれの塾の先[…]
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成績が下がったことで、ミスをする本当の原因に気づく
ピンチはチャンスとよくいったもので、成績が下がったことで最近の中で最も深く、テストの振り返りをしました。深くというのは、点を落とす原因のさらに根本を探るような振り返りということです。
例えば、今までだと算数のミスについて、問題文をちゃんと読まないからミスをする→問題文に線を引くという振り返り方でした。しかし、この方法では何度も確認しているにも関わらず、何度も同じ内容でミスをしてきます。なぜ、何度も同じミスをしてくるのか。もっと根本的なところに原因があるのでは、と考えました。それで、今まで私が中心となってミスの原因を探っていたということに気づいたのです。
具体的には、私が一生懸命、問題用紙と解答用紙を確認し、ミスの内容を指摘し、対策をりん太に伝えていました。この方法が、りん太のミスに対する自己認識を妨げているのではないか、とハッとなった次第です。
私のサポートが過ぎてしまい、りん太にとって中学受験がいまいち自分ごとになっていないのでは?というのは前から気になっていました。ただ成績は落ちてなかったので、改善すべきか悩んでいたのです。今回、成績が落ちたおかげ?で、対策すべき問題をはっきり認識できました。

振り返りノートを自分で書かせて「自走」を促す
成績が下がったことでりん太にとって中学受験がなるべく自分ごとになるよう、自走を促す取り組みを始めました。
その取り組みの一環として、成績が落ちたテスト後からは、自分でテストの振り返りをさせるようにしています。具体的には、テストの目標、目標に対する作戦、振り返りを書くためのノートを一冊、作りました。今までそのノートに書く内容は私が考え、伝えてしまっていましたが、私はチェックするのみにしています。
書き方は今まで散々、教えてきました。そのため、何とか自力で作成できています。勉強の仕方をサポートする今までの時間も、必要であったとは思います。ただ手を離すのが、少々遅かったのではないかと、反省中です。でも今のタイミングで気づけて良かった、と思うようにしています。
成績が下がり母子共に落ち込みましたが、それをきっかけに今までやってきたことを根本的に見直し、変えようという気持ちになれました。物事を変えるのは労力がいるので、成績が下がった時じゃないとできなかったもしれません。今後同じことが起きた時も、落ち込むだけでなく、何をすべきかを考えるようにしようと思います。




