中学受験の算数、特に図形分野に苦手意識を持つお子さんは少なくありません。
「解説を読んでもピンとこない」
「立体図形の形の変化を想像するのがとても難しい」
そんなお悩みをよく耳にします。
かつて息子が図形の問題に取り組んでいて壁にぶつかった時、2人で頭から湯気が出るほど悩んだ時間を、今でもよく思い出します。
今回は、当時の私なら「そうそう、こういうのが欲しかったのよ~」と心底感銘を受けた、算数・図形分野に役立つ人気アプリを2つご紹介します。
中学受験のプロが開発した上質なアプリたちを、当時の私ならどう活用するかという視点を交えてお話します。
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立体切断を「得意」に変える!「究極の立体」
中学受験算数の最大の壁といわれる「立体切断」。
特に図形に苦手意識のあるお子さんにとって、紙面の解説だけではイメージが追いつかず、頭の中が「???」になってしまうことも少なくありません。究極の立体というアプリでは、実際にアプリ上の立体を自分で動かしたり切ったりできるからこそ、イメージがしやすくなります。さらに、中学入試10年分から典型的な出題100問を収録し、立体切断の問題をくり返し学習することができる点も大きな魅力です。
中学受験算数の重要分野「立体の切断」をマスター!10年分の過去問から厳選100問を収録。アプリだからこそ、空間認識力がみ…
正直言うと、私自身このアプリを自分のスマホで操作をしたことはありません。というのも、5000円という価格なので、貧乏性の私には気軽に手が出せなかったのです(笑)ですが、実際に購入された方が操作されているのを目の前で見て、過去に頭から湯気が出るほど悩んだ立体の問題が、一瞬でクリアになったのには衝撃を受けました。
もし、今の時代に子どもが中学受験をするならば、間違いなく課金してしまうナンバーワンのアプリではないかなと思ったほどです。
ただし、いきなりアプリに頼るのではなく、まずは必ず「自分で考えてみる」ことを大切にします。自力での思考の壁にぶつかったタイミングこそが、このアプリの真価が発揮される時です。つまずいたところをしっかりと頭に入れた状態でアプリに触れると、思考の力がしっかりと鍛えられるでしょう。

算数のセンスを磨く!低学年からの「シンクシンク」
低学年~中学年の算数力を伸ばす上で欠かせないのが、空間認識・論理・数的処理といった算数センス。これらは、小さい頃からの良質な刺激の積み重ねが土台を作ります。「シンクシンク」は、この良質な刺激を、効率的にアプリを使って受けることができる、中学受験の土台作りに役立つツールです。
150ヶ国300万人が学ぶ知育アプリの決定版。パズルや図形で論理的思考力を育てます。算数など勉強の土台となる地頭が4歳か…
私がこのアプリを「いいな」と感じた最大のポイントは、「1日3プレイ(約10分)」という制限があることです。少し物足りなさが感じるくらいの方が、かえって毎日の学習継続につながります。
また、この短時間だからこそ、毎日の学習が終わった後にごほうび的な感覚で使えることも魅力です。勉強っぽくならないことによって継続しやすく、低学年のうちから学習を続けられる成功体験に一役買うことも期待できます。
学習アプリは使い方によっては、学習を最大限伸ばしてくれる心強い味方になります。今回ご紹介した2つのアプリは、いずれも短時間で効果を実感しやすく、続けられる工夫が詰まっています。
お子さんの学習リズムに合わせて、ご家庭ごとの取り組み方の工夫を考えて取り入れてみてはいかがでしょうか?


開成中高卒・東京大学理科Ⅰ類に現役合格した、ちょっぴり運動が苦手な息子の母です。小・中・大学受験を親子で乗り越える中で、数えきれない程の試行錯誤と失敗を経験しました。そんなリアルな体験談が、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです!
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