中学受験の学習が本格的に動き出す4年生。「えっ、何か大変なんだけど…」と感じ始めているご家庭も少なくないと思います。わが家でも、小1から通塾していたとはいえ、夜までの通塾や少しずつ難しくなっていく学習内容に戸惑っていました。
息子はまだ幼く、親の言葉も素直に届かないギャングエイジ世代。反抗したり、大人びたことを言ってみたり、そうかと思えば泣いてふてくされたり。毎日がもう、わちゃわちゃの連続でした。「この調子で、中学受験なんて乗り越えられるの?」と息子の寝顔を見ながら不安になることも、一度や二度ではありませんでした。
でも、今振り返ると、あの時間には、ちゃんと意味があったように思うのです。
今日は、中学受験を経験したからこそわかる、小4のじわっと大変だったころのお話をしたいと思います。
ビタミンママでは、中学受験ママの奮闘ブログ「一輝一憂」で、中学体験記を書いてくれるママライターを募集しています。皆様の現役・過去の体験談をビタママONLINEで発信してみませんか?
塾の課題と復習で、毎日が大騒ぎ
4年生になると、中学受験の勉強は急に「お稽古事の延長」では済まされなくなります。塾の授業はぐっと本格的になり、日々の課題や復習の量にも、正直なところ辟易していました。「このボリュームを回していくの?」と思ったのは、親の私の方が先だったのかもしれません。
しかも、これをこなすのはまだ4年生の息子。ギャングエイジとも呼ばれる時期で、気分が乗らなければハリーポッターの世界へ行ってしまうことも。「眠い」「お腹空いた」「面倒くさい」「疲れた」—そんな言葉を、一日に何度聞いたかわかりません。泣いたりわめいたり、こちらも声を荒らげてしまったり。静かに勉強できた日の方が、むしろ少なかったくらいです。
さらに学校でもギャングエイジがさく裂し、先生からご注意のお電話をいただくこともありました。「家では塾の課題でバタバタ、学校ではこの調子、一体この先どうなるんだろう?」と、夫婦で頭を抱えた夜が何度もありました。中学受験というと、きちんとした子がコツコツ頑張るイメージがあるかもしれません。でも、わが家では最初から整っていたわけでは、まったくありませんでした。

塾の宿題が終わらない。 5年生、6年生と学年が上がるにつれ「こんなに宿題って多かったかしら」と戸惑うご家庭も多いのではないでしょうか?真面目なお子さんほど、テキストの隅から隅までやろうとして、眠いのに夜遅くまで机に向かっているのではな[…]
親子で揺れた小4の日々が土台になる
本当にあの時期は小6の時とは違った大変さがありました。
どう声をかければよいか迷いましたし、「もっと上手な接し方があったのでは」と反省したことも数えきれません。それでも不思議なことに、そのころのことを思い出すと、苦しい記憶だけではないのです。
上手くいかない。言うことも聞かない。塾の課題も思うように進まない。それなのに、どこか憎めないところがありました。こちらが息子に振り回されていることさえ、どこか滑稽でおかしく思える。そんな時期でした。
だからこそ毎日、怒ったりため息をついたりしながらも、翌日には「さぁ、今日も一緒に勉強やる?」とテーブルについていたのだと思います。今振り返ると、あの「わちゃわちゃした日々」のなかで得られた親子の信頼関係が、受験生活の最初の土台になっていたように感じます。理想的な親子関係とはほど遠いわが家でしたが、小さな壁にぶつかっては何とかやり過ごし、また次の日を迎える。その繰り返しの中で、親も子も少しずつ、簡単には揺るがない力をつけていったのかもしれません。4年生は理想を追い求めるのではなく、「親子で揺れながら、親子で一緒に土台を作っていく時期」ではないかと思います。
中学受験の4年生は、想像以上に大変です。最初からスムーズに回るご家庭ばかりではないはずです。泣いたり怒ったり過ごした日々も、あとになってみると、かけがえのない土台になっていることもあります。「大丈夫、わが家もそうでしたよ」と、今まさにその渦中にいるご家庭へ、そっとお伝えできたら嬉しいです。


開成中高卒・東京大学理科Ⅰ類に現役合格した、ちょっぴり運動が苦手な息子の母です。小・中・大学受験を親子で乗り越える中で、数えきれない程の試行錯誤と失敗を経験しました。
そんなリアルな体験談が、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです!
中学受験の情報をInstagramでも発信中!
▶ビタミンママの記事更新もお知らせしている:@badoko_blog
▶低学年から始める、中学受験の土台作り:@chisana_juken
続きを読みたい方はここをブックマーク!過去記事から最新記事まで一挙公開中です!
