中学から高校という多感な6年間を通して一貫教育を受けられるのは、私立中高一貫校だけではありません。国公立の中高一貫校(中等教育学校)も、進路のひとつとして注目されています。
進学実績の高さに注目。学費を抑えられるのも魅力
科目試験が中心の私立の入試とは異なり、作文や適性検査など、それに準じた対策が必要になります。国公立中高一貫校の大きなメリットは学費。私立は6年間でおよそ500万円近くなるのに対し、公立は約190万円と、300万円近い差があります。
また近年、進学実績が飛躍的に伸びていることも注目ポイントです。国立大学はもちろん、難関私大への合格実績は年々向上。各校で独自のカリキュラムを実施する一方で、受験対策に力を入れる学校も増えています。国立中高一貫校も、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。ここでは、話題の4校をご紹介します。
東京都立桜修館中等教育学校(目黒区/東京都立大学駅)
都内にありながら広い敷地と施設を有する中高一貫校です。6年間の教育活動の中で、思考力、決断力を養い、国際社会で活躍できるリーダーたる人材を輩出しています。
東京都立桜修館中等教育学校:東京都目黒区 東急東横線都立大学駅から徒歩十分。閑静な住宅街に建つ都立桜修館中等教育学校は、都内にありながら広い敷地と施設を有する中高一貫校です。6年間の教育活動の中で、思考力、決断力を養い、国際社会で活躍[…]
神奈川県立相模原中等教育学校(相模原市/相模大野駅)
独自の「相模原メソッド」を通して、科学・論理的思考力、表現コミュニケーション力、社会生活実践力を育み、次世代を担うリーダーの育成を目標に掲げています。
神奈川県立相模原中等教育学校:神奈川県相模原市 相模大野高等学校を母体校に、神奈川県初の県立中等教育学校として2009年4月に開校した神奈川県立相模原中等教育学校。科学・論理的思考力、表現コミュニケーション力、社会生活実践力を育み、次[…]
筑波大学附属中学校(東京都文京区/護国寺駅)
「強く・正しく・朗らかに」を校訓とし、創立130年超の歴史をもちます。筑波大学と連携し、日本の教育を先導する研究校としての役割も果たしています。
広い校庭と中庭があり、ゆとりある敷地も大きな魅力(赤枠部分)。都心にある学校とは思えない環境です 筑波大学附属中学校・高等学校:東京都文京区 「強く・正しく・朗らかに」を校訓とし、創立130年超の歴史をもつ筑波大学附属中学校・高等学[…]
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校(横浜市鶴見区/鶴見小野駅)
「サイエンスエリートの育成」を教育理念に掲げ、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学ぶ力」を中高の6年間でバランスよく育てます。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校:神奈川県横浜市 2017年4月に横浜サイエンスフロンティア高等学校の附属中学として開校した、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校。 「サイエンスエリートの育成[…]
掲載されている、 ビタミンママ本Vol.94「いま、中学受験が増えている理由」好評発売中!
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