気付けば、東京・神奈川の入試日が最も多く重なる日、2月1日まで残り50日となってきました。
受験する学校を最終決定しなければならない時期です。特に「併願校をどこにしようか?」と迷われているご家庭も多いと思います。
我が家では、併願校の過去問との相性が悪く、最後の最後まで併願校をどこにするべきかと悩んだ経験があります。
今日は我が家では、どのような考え方で併願校を決めたのかをお話したいと思います。
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相性が合わない併願校
我が家の場合、2月1日と3日に受験する学校は、A校とC校と、固い意志のもと決まっていました。
問題は、2月2日に受験する併願校についてです。
当初、塾の先生に王道と呼ばれる併願パターンとしてB校をすすめられ、偏差値的にも、実際通学する利便性も、校風も申し分ない学校だったので、その学校に決めて学習を進めていました。
しかし、過去問を解き進めるにつれ、得意な算数をはじめとして、その他の教科もなかなか合格最低点に到達しないことが判明しました。
併願校名が冠についた学校模試では、順位は一桁。日ごろの偏差値的にも充分合格圏内にいたにもかかわらずです。
これには、息子はもちろん、親の私たちも非常に焦ったことを覚えています。
「これでは、滑り止め校にならない…」
そんな不安の中、12月は過ぎていきました。
迷いがあったら、信頼できる塾の先生に相談
年末年始には、出願の準備もしなければいけないので、いよいよ心を決めなければいけません。
もう2月2日の受験校は、当初決めていた学校よりも、もう少し余裕を持って受験できる学校にしようかと、主人と連日深夜まで相談をしていました。
ですが、我々だけで話していても感情的な議論ばかりで、前に進まないので、思い切って、巷では面倒見が悪いと噂されていた塾の先生に相談を申し込んでみたのです。
思えば、この行動は大正解で、この先生は、生徒ひとりひとりの状況を把握されているご様子で、息子のこともとてもよくわかっていらっしゃいました。
2日の受験校の話をすると、
「この時期に受験校を変えるのはおすすめしない。受験校を変えることによって、お子さんの気持ちがブレることの方が悪影響を及ぼします。第一志望の学校に合格するには、気持ちをブレさせず、モチベーションを試験当日まで上げ続けていくことが重要です。冠模試で実力相応なのだから、大丈夫」
と背中を押してくださいました。
その言葉に息子も親も腹が決まり、2日校の過去問ができないことにオロオロするのではなく、目標はあくまでも第一志望校に合格することと、初心の気持ちを思い出し、併願校を変更せず、試験当日まで勉強を進めました。
大事なことは、親が不安にならないこと
試験本番まで、さまざまなドラマが各ご家庭で繰り広げられていくと思います。ここで大事なのは、親が不安な気持ちをあらわにしないことです。親の不安な気持ちは、すぐに子どもに移ってしまいます。
受験で不安に思うことがあるなら、塾の先生に相談することをおすすめします。思った以上に、子どもの事を見てくれていて、さすがプロだなと思いました。
受験のテクニック的なことだけではなく、子どものメンタル面や各ご家庭にあったアドバイスをくださることも。
間違っても、ママ友やネットの無責任な情報を鵜呑みにしない方が良いと思います。最後まで明るく前向きに、なおかつ冷静に、頑張るお子さんに伴走していきたいものですね。
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