中学受験を乗り越えるヒントが沢山のオリジナル冊子を塾生にプレゼント<陽光学院(元住吉)>

ビタミンママスタッフの「もんた」です。
毎年さまざまな教育施設にお邪魔し多くの先生方とお話する中で、私が見つけた素敵なミニトピックをご紹介しています。

本日訪れたのは「元住吉」駅から徒歩2分に立地している中学受験塾の陽光学院。1972年の創立以来、小2~中3を対象に少人数授業を行っています。
読書を大切にしている陽光学院では、1,000冊以上の蔵書を揃え「読書の記録帳」システムも導入。読解力等の力を育み成績アップへ繋げる取り組みが特長の一つです。

また塾長は長らくの間、塾生や中学受験に悩むご家族へ向けて「陽光通信」を発行しています。受験を乗り越えるためのヒントや「勉強」と向き合う姿勢など、塾長の想いがふんだんに詰まっています。エッセイでもあり手紙のようでもある心温まる文章は大人の私にとっても「生き方」や「仕事への姿勢」について考えるキッカケになりました。

毎年、その「陽光通信」をまとめた本や卓上カレンダーなどを塾生向けに制作されていますが、今年は生徒さんの誕生日プレゼントとして61のエピソードをまとめた「ココロスイッチ」が完成したそうです。「ココロスイッチ」は生徒さんの誕生日前日にご自宅に届くよう塾長自ら手配しています。その中身を拝見すると、なんと、冊子の随所に生徒さんの名前が記されていて驚きました!

名前が入ることで活字からイメージを膨らませやすくなり、何より『自分だけの特別な一冊』になります。冊子をあえて郵送するのは保護者への感謝の気持ちを込めているからだそうです。

こうした取り組みが先生と保護者・生徒との信頼関係を深め、個人面談などでの会話のキッカケが増えお互いの距離が縮まり、保護者が相談しやすい環境づくりに繋がっているとのことです。交流が増えれば先生も生徒一人ひとりの環境を知ることができるようになりモチベーションアップにも繋がる良い連鎖が生まれています。

本日は特別に、塾長と私の特にお気に入りの一部をご紹介いたします!

にくまんTシャツ

休みの日、〇〇さんが友達を服を買いに行ったとしよう。
そこにはおしゃれなTシャツがたくさん売っている人気のお店だ。
色とりどり、いろんな柄のTシャツがきれいにたたまれて並んでいる。
友だちはさっそく手にとって選び始めた。
「じゃあ…」君も手を伸ばした瞬間。
「ちょっと待った!」と店内にひびく男の声。
おどろいて振り返ると、お見せの人がこっちを見て立っている。
「悪いけど、君はこれってもう決まってるんだ」
そういった店員さんの手には白いTシャツ。
状況がまったくのみこめないまま、受け取って広げてみる。
すると、胸の部分に大きな極太の字でこう書いてあった。

にくまん
「君は選べないんだ。それでがまんしてね」
帰り道、友達の手にはさわやかなブルーのTシャツが入った袋が、
君の手には「にくまんTシャツ」が入った袋が掲げられていた。

ーーーーこんな状況、想像するのもいやだよね。
でも自分で選べないっていうのはこうゆうこと。
同じことが受験でも起きるんだよ。
どんなに雰囲気が良くても、
どんなに制服がかわいくても、
どんなに入りたい部活があっても、
成績や学力が足りなかったらその学校は選べない。

入れればどこでもいい?
そんなことを言えるのは今だけだ。
受験が近くなっていくつか学校を見に行けば、
行きたい学校と行きたくない学校が絶対に出てくる。
そこで行きたい学校を選べるかどうかは、
君がどれだけがんばってきたかで決まるんだよ。

数か月後かもっと先か。
いずれにしろ選択の日は君にも必ずやって来る。
絶対に来るってわかっているんだから、
前もって準備をしておかないと損だ。
選べる受験と選べない受験、それは君が決めること。
自分で選びたいならがんばってやろうよ、ね。

受験は、偏差値・点数などの「数字」で測ること以外にも、家庭環境や生徒の性格・特性から乗り越えないといけないことは沢山あります。「ココロスイッチ」は、その不安や悩みを解消してくれるヒントがたくさん詰まっていました。

個人塾・中小規模塾の魅力の一つは、生徒さん一人一人をしっかりと目を向けてくれるところです。陽光学院も1クラス16名程度の少人数制で講師の目が全員にしっかり届く授業を行っています。
塾選びは先生選び。皆さんも、我が子に家庭に合った塾を見つけてくださいね。

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