和光中学校の教育目標は、「共に生きる教育」です。校長先生にお話を伺いました。
最上級生を2回経験することが
生徒自身を大きく成長させる
本校では中学と高校、それぞれ3年間の区切りを設けています。
これにより生徒たちは最上級生を2回、経験できます。
最上級生として責任のある行動が生徒自身を大きく成長させる。
これが何よりのメリットです。
以前、高校から入学したある生徒が言っていました。
和光は授業中に質問していいことに驚いた、と。
先生の話を遮ることなく、いいタイミングで「ここがわからない」など、疑問を口に出します。
対話を大切にしている本校ならではの光景だと思います。私は校長になる直前まで授業をもっていましたが、自分でも考えたことがなかったような視点からの質問に驚かされたことも。
普段の学校生活から表現力や人の話を聞く力、発言する力など、総合的な人間力が育まれていることを実感します。
和光中学・高等学校の取り組みについて
運動会も自治活動のひとつ。準備から運営まで生徒主体で行われます。新学期を迎えた4月開催とあって、一丸となって取り組むなかでクラスメイトとの距離が一気に縮まります。
授業ではグループ内での発表や意見交換を通して、一人一人が主体的に学んでいます。写真は英語の授業。動詞についてそれぞれが調べたこと、分析したことを説明します。