「生徒による主体的な学び」を実践し続ける日本女子大学附属中学校・高等学校。この姿勢はすべての教科で一貫しています。日本女子大学附属中学校の校長先生にお話を伺いました。
6年間で築き上げる
「本物の人間関係」
本校には自発的な発信の場が多く、その発信を真剣に受け止めてくれる環境があります。
発信する方もしっかりと考え真摯に伝えようとするからこそ、受け止める側も真剣に耳を傾けます。
そういったやりとりから、生徒たちは言葉にして伝えることや自分とは違う意見を受け止めることの必要性を実感しながら成長します。
このような意見交換の場は授業以外にも、生徒が主体となって行う行事やクラブ活動、生徒会の活動など、自治活動の場でも活発に行われています。
クラスメイト、先輩と後輩、ときには先生と生徒の垣根を越えて真剣に意見を交わし合うなかで築かれた信頼関係や培われた発信力、協働する力は、生徒の卒業後の人生を彩り豊かなものにしてくれるはずです。
日本女子大学附属中学校の施設や取り組みについて
学外コンテストでも活躍
中学〜社会人参加による第17回東京大学E.S.S.杯争奪英語弁論大会で「差別」をテーマに中3生が優勝。質疑応答にも堂々と対応しオーディエンス賞も同時に受賞しました
圧巻のミュージカル部
クラブ活動は自治活動の一部に属し、中学では参加が必須です。運動部、文化部合わせて24のクラブが活動しており兼部も可能。中1〜3が忌憚のない意見を交わし合い、より有意義な活動にするための話し合いを行っているのも特長です
ヴァイオリンが必修
中学の3年間、音楽の必修科目として取り組むヴァイオリン。12月に行われる音楽会では、クラスごとに合奏が行われます。初心者からスタートした生徒も曲を演奏できるまでに
十月祭
毎年10月に開催される中学の学園祭「十月祭」は行事委員会を中心に生徒主導で行われます。日頃の学習の成果や各クラブの活動の様子を披露する場にもなっています