2024年に創立110年を迎える神奈川学園。女性が社会で活躍するために必要な能力を備えること、判断力をもち自立した女性を育てること、そして、その力を社会のために役立てる「自他敬愛」の心を育むことを教育の柱としています。校長先生にお話しを伺いました。
6年間のさまざまな経験で
自分の目標を見出そう
本校は伝統的に生徒会執行部や委員会の自治活動が盛んで、生徒たちが自主的に自分たちの生活を見直し、ルールを決定したり、行事の企画、運営に携わったりしています。
オープンキャンパスなどでこの話をすると、保護者の方から「うちの子はおとなしい性格なので向いていないかも」と言われることがありますが、その心配は無用です。
入学後の多様な経験を通して、積極性やより深く考える姿勢が育つ面があるからです。
中学生活はさまざまな発見に満ちています。特に本校ではKanagawaプロジェクトをはじめ、社会にふれる経験がたくさんできます。
そのなかで、「こういう人がいるんだ」「こんな生き方をしてみたい」と、自分なりの目標を見つけてほしいと願っています。
神奈川学園中学校の施設や取り組みについて
ハイレベル英語
高2からの授業は、希望の進路を見据えた選択制に。英語の「ハイレベルスピーキング」は少人数制で、ネイティブと日本人の2人の先生が担当。英検®準1級レベルの力を養います
国内フィールドワーク
国内5方面に分かれて行われる高1のフィールドワーク。岩手、宮城方面を訪れた生徒たちは、震災からの復興について学び、学校内の有志による「チーム防災」を立ち上げました。自分たちで防災訓練を企画、実行するなど精力的に活動しています
海外英語研修
中3のオーストラリア研修は学年全員が参加します。これまで学んできた英語を活用する絶好の機会。ホストファミリーや現地の学生たちとの交流、異文化理解も大切な目的です
文図書兼自習室
「ラーニングセンター」の蔵書数は約2万5000冊。手書きのPOPなど図書委員の工夫が随所に見られます。学習スペースも充実しており、放課後に自習をする生徒たちに好評です