トキワ松学園中学校高等学校では、創始者である三角錫子先生の「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」という言葉をもとに、「世界を視野に課題を発見し、多様な価値観を持った人々とともに未来の社会を創造する探究女子の育成」という教育理念を掲げています。校長先生にトキワ松学園中学校高等学校の特色ある取り組みなど注目ポイント伺いました。
アート・デザインから所作まで
幅広く「美」を学ぶ「美の教育」
創作活動には画像ソフトなどのデジタルツールを活用。(トキワ松学園中学校高等学校)
充実した美術教育に加え、文章や身だしなみなどを「美しく整える」姿勢を育む「美の教育」に力を入れているのも同校の大きな特長。高校からはアートコースとデザインコースからなる「美術デザインコース」を選択できます。
カプセルトイを考案する取り組みでは、パッケージなどすべてのデザインを自分で行い、どう工夫すれば人目を引くかといった視点から、商品開発やマーケティング分野に興味を持つ生徒も。
「美術」を軸に生徒の興味・関心を引き出す授業が特長です。美術系大学受験に対応したカリキュラムがあり、年度ごとに文理探究コースへの進路変更が可能。生徒の進路に合わせた柔軟な対応も魅力です。
中学では、美術の授業以外に、希望者制の美術クラス「トキ美」を放課後に開催。デジタルツールを使用した本格的な「デザイン」のカリキュラムも。(トキワ松学園中学校高等学校)
自分の街のシンボルマークをデザインする高1の授業。(トキワ松学園中学校高等学校)
生徒のレベルや目的に合わせた
授業や海外研修がそろう
「LS」の授業はネイティブ教員2名、日本人教員のティームティーチングで行われます。(トキワ松学園中学校高等学校)
ツールとしての英語の習得、グローバルな視野の獲得に力を入れる同校の「国際力教育」。中学ではネイティブ教員による授業「LS(Listening&Speaking)」、高校では英語で世界情勢や国際問題を学ぶ「GS(Global Studies)」を実施。
探究活動を絡めた取り組みを行い、高3でその成果を英語の論文にまとめます。海外研修も充実しており、中1で全員参加、中2で希望制の校内留学を行って海外研修への下地を作り、中3~高2で自分の目標に合わせて選択できる3種類の海外研修(希望制)への参加につなげます。
2025年度からは全員参加のマレーシアへの修学旅行(高2)がスタート。
海外研修のひとつ「オーストラリアターム留学」。(トキワ松学園中学校高等学校)
「LS」で取り組む「English Day」では、さまざまな国の人へのインタビューなどに挑戦し、その成果を英語でプレゼンテーション。(トキワ松学園中学校高等学校)
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