1946年の創立以来、カトリックの教えに基づき、自分と他者を大切にする心と真の教養を育むことを教育理念に掲げてきた聖園女学院。きめ細かな学習支援や国際教育にも力を入れ、生徒一人一人の成長を手厚くサポートします。高大連携や自己管理ノートなど、同校の学びや取り組みについて教頭先生にお話を伺いました。
中・高・大連携プログラムを通し、進路と真剣に向き合う

(聖園女学院中学校・高等学校)
進路を「人生そのもの」と考える聖園女学院では、将来どのように社会や他者に貢献していくかを考える学びの機会をたくさん用意しています。
その一つが、中・高・大連携プログラムです。系列の南山大学をはじめ、カトリック系の上智大学や清泉女子大学などと連携し、中学生のうちから大学での学びに触れられます。
たとえば、2024年度にスタートした、「MISONO竹林プロジェクト」では、清泉女子大学の地球市民学部と協働し、学校の敷地に茂る竹の活用法を模索。地元の竹炭クラブの協力を得て、伐採や炭焼きを行い、竹炭として秋の聖園祭(文化祭)で販売することができました。

聖園祭で販売した「竹炭」。パッケージデザインも生徒が手がけ、大変好評を得て完売しました(聖園女学院中学校・高等学校)
2025年に開催された清泉女子大学主催の「探究サミット」では、活動成果を報告し、見事優秀賞を受賞。大いに生徒の励みになりました。
自己管理力を高め、担任と絆を深める「聖園ノート」

見開きで1週間分のスケジュールを見渡せる「聖園ノート」。予定や振り返りを日々書き込むことで、学習や生活を管理できるようになります(聖園女学院中学校・高等学校)
聖園女学院で、入学後すぐに渡されるのが「聖園ノート」。日々の生活や学習について記録し、自己管理するためのスケジュール帳です。
ノートを開いてまず目に入るのが、“Be your truest Self!”の文字。「本物のあなたでありなさい」という意味で、自分のよさをそのまま磨いていきましょう、という学校からのメッセージです。自分のよいところや目標を見つけたら、目標を実現するために前へ進んでいかなくてはなりません。
それを後押しするのが、「聖園ノート」です。長い目で見ると、セルフマネージメント能力の向上にも有効といえるでしょう。

放課後に開かれている「校内留学」の部屋がMEA(Misono English Academy)。ネイティブの先生が常駐し、日常会話や英検の面接の練習をしてくれます(聖園女学院中学校・高等学校)
中学1年生~高校1年生は、週1回、担任にノートを提出。担任はコメントを書いて返却します。そのやり取りから、学習や学校生活について相互理解が深まります。
中高生は小さな子どもではありません。生徒の内面に大きく踏み込むのは難しい年齢ですが、「聖園ノート」を通して、担任は生徒の内面に触れることができます。
私は、教育は「指導」と「支導」のバランスが大事だと思っています。「支導」とは、生徒の主体性や目標を尊重し、相互に理解を深めながら支援し、サポートしていくことです。
「聖園ノート」を活用することで、「指導」と「支導」どちらもうまく回り、生徒の成長を支えることができると思っています。
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