玉川聖学院中等部・高等部は、キリスト教に基づく3つの教育方針「かけがえのない私の発見」「違っているからすばらしいという発見」「自分の可能性、使命の発見」を掲げています。
ICT教育や多様な体験学習を通じ、グローバルな視野と自己探求の力も育成します。仲間とともに切磋琢磨する部活動や行事も大切な学びです。
玉聖ライフを満喫している在校生にお話をうかがいました。
チームプレー大好き!
部活動は、中1からずっとバレーボール部に所属しています。
練習してきたプレーが試合でうまくいった時や、つないだボールをスパイクして得点を決めた時に喜びを感じられるところが大好きです。
練習方法などで時には揉めることもありますが、うやむやにはせず、みんなで意見を出し合って解決するようにしています。
自分の声かけでチームに良い影響を与えられたかな、と思える時にやりがいを感じます。
毎年、長野で3泊4日の夏合宿を行っていて、練習はハードですが、水遊びやバーベキューのようなお楽しみ要素もあり、仲間との団結力がより強くなります。

バレーボール部は広々として明るい体育館で活動しています。活動日は火、水、金、土。その他、他校との試合の機会もあります。(玉川聖学院中等部・高等部)
友だちが増える宿泊研修
高1の3月に、韓国の姉妹校、崇義(スンイ)女子高校訪問に参加しました(希望者対象)。
ホームステイをして、ステイ先の子と一緒に授業を受けたり放課後に遊んだり。
お互いに、英語、韓国語、日本語を駆使してがんばって意思疎通を図りました。
でも、同年代なので、ノリは全く一緒で、とても楽しかったです!
「韓国にしかないあのショップに行きたい」と伝えたら、明洞に買い物に連れて行ってくれました。教科書だけでは学べない現地の生きた文化と触れ合うことができ、友達の輪が世界に広がるということはこんなにすばらしいんだ、と実感しました。
海外に限らず、宿泊行事は多くて、とても刺激になります。高1の5月に行くCFL(Christ For Life)キャンプは、キリスト教や聖書について理解するための行事です。高等部から入ってくる子たちとも同じ部屋に泊まってすぐに仲良くなれました。私たちが知らない共学の中学校のようすを根掘り葉掘り聞けて、楽しかったです(笑)。

希望者を対象とした海外研修は韓国やアメリカで実施しています。異文化に触れ、他国に同世代の友人ができる貴重な経験です。(玉川聖学院中等部・高等部)
お喋りする時間でリフレッシュ
私は毎日のお昼の時間がとても好きです。たいていは教室で、友だちと机をくっつけてお弁当を食べて、ひたすら喋っています。
ときどきラウンジでお弁当を食べることもあります。
その日の午前中にあったこととか、好きなアイドルの話とか、週末に誰々のライブがあるらしいという情報交換とか、面白そうな映画をやっているから今度みんなで見に行こうよとか…。
そんなたわいない話ですが、午前の授業で張り切りすぎて少し疲れていても、お昼のその時間でリフレッシュできて、また午後からも頑張れるようになります!

ラウンジは昼休みにお弁当を食べたり、放課後に行事の打ち合わせをしたり、さまざまな目的に使えるスペースです。(玉川聖学院中等部・高等部)
ギターがもっとうまくなりたい!
軽音楽部でギターを担当しています。
中等部では美術部でしたが、大好きなアニメの影響で、いろいろなバンドの曲を聴くようになり、中3の時に高等部では絶対に軽音楽部に入ろうと決めていました。
がんばって練習をして、日頃の成果を実感できた時にやりがいを感じます。
学校で演奏を披露できるタイミングは、学院祭、クリスマス、あとは高3の先輩が卒業する時です。
中でも学院祭は、学校全体が「楽しもう!」という雰囲気に包まれているので、私たちのバンドの曲でみんながとても盛り上がってくれて、楽しいです。

軽音楽部は高等部のみ。現在約8バンドが活動しています。この日は9月の学院祭に向け、猛練習中でした。(玉川聖学院中等部・高等部)
クラスが一致団結する体育祭
体育祭は年度初めの4月に行うので、競技の練習や応援を通してクラスが一致団結できて、友達との距離も縮まる恰好の行事です。
先生方は、勝敗よりクラスで協力することに意義がある、とおっしゃいますが、やるからには勝ちたい!
でも、勝っても負けても、結局、クラスの子と仲良くなれるのがいいですね。それまでは「〇〇ちゃん」と呼び合っていたのが、体育祭をきっかけに、呼び捨てにできる間柄になれます。
なにしろ、体育祭の練習の時や本番当日は、「〇〇ちゃん」なんて呼んでいるヒマはありませんから(笑)。

体育祭は4月に開催。事前にクラスメイトとさまざまな競技にあわせた作戦を練るのも楽しみのひとつです。(玉川聖学院中等部・高等部)
中等部の修学旅行は長崎
中3の時の長崎の修学旅行が、とても思い出に残っています。
平和学習で原爆資料館を訪れ、被ばくした方からお話を聞くことができました。
事前学習でも戦争や核兵器について調べたりして、「平和の大切さ」は頭では理解していたつもりでしたが、生の声を聞いたことは衝撃で、心の底から世界中の平和を祈る気持ちになりました。
普段はできない楽しい経験もいっぱいできました。グループで自由行動ができる時間がたっぷりあって、ハウステンボスで乗り物に乗ったり、ご飯を食べたり。カステラの中にアイスが入っているスイーツがおいしかったです! 夜はホテルで同室の友だちと、眠くなるまで喋りまくりました。
今、小学生で中学受験を考えている子たちには、「ここで頑張ったら、後で楽しいことがたくさん待っているよ!」と伝えたいです。中高一貫6年間の強みは、自分がやってみたいと思ったら何にでも挑戦できること、遊ぶ時は思いっきり遊べることだと感じています。

中3での修学旅行は長崎へ。平和学習も大切にしながら、友だちと過ごす時間も満喫します。(玉川聖学院中等部・高等部)
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