2025 清泉女学院中学高等学校 生徒のクチコミ。私たちの学校自慢

スペインで設立された聖心侍女修道会によって、1947年に創立された清泉女学院中学高等学校。
玉縄城跡という豊かな自然に囲まれた学び舎で、キリスト教教育を軸に、やさしさと品格を備え、社会に主体的に関わり貢献する女性の育成を目指します。

「自分自身の価値を認めて大切にする」のびやかなスクールライフを謳歌する2名の在校生に、お話をうかがいました。

お話

清泉女学院中学高等学校のクチコミ
清泉女学院中学高等学校
高校1年生 R.Tさん

アイルランド語学研修が気付かせてくれた
挑戦する勇気と自分を信じること

2024年の夏に始まったアイルランド語学研修に1期生として参加しました。
留学に憧れはあったのですが、これまで一度も海外に行ったことがなかったので、いきなり3カ月はちょっと…と躊躇していたところ、卓球部の先輩から「中3~高2が参加できる2週間のアイルランド語学研修が始まった(*1)」と聞いて、「これだ!」と決心し、参加しました。

現地校に到着するや否や、隣接の男子校の生徒も一緒に踊っているダンスパーティー会場へ。誘われるままに輪の中で踊ってみたらすごく楽しくて、この雰囲気、居心地がいいなぁと感じました。

一番印象に残っているのは農園学習です。色々な動物と触れ合ったり、パンをつくったり。中でも最高に楽しかったのが「沼地ジャンプ」です。もちろん強制ではないのですが、どんどん沼地に飛び込んでいく活発な現地の生徒たちを見てワクワクが止まらなくなり、思い切って飛び込みました。沼地にズボッとはまったときにふと見上げた光景が目に焼き付いています。

地平線と真っ青な空がどこまでも広がっていて、地球は丸い!と実感できるくらい雄大な光景でした。日本から遠く離れた場所にいるけれど、空は繋がってるんだなぁ、日本の友だちと同じ空の下にいるんだなぁと、泥にまみれながらしみじみ感じたことが印象に残っています。

清泉女学院中学高等学校のアイルランド語学研修

ホームステイしながら姉妹校の生徒たちと交流するアイルランド語学研修(清泉女学院中学高等学校)

ただ、沼は思ったより深くて、その後、「ヘルプ ミー!」と叫んで引っ張りあげてもらいました。出会ったばかりの子たちと全身ドロンコになって笑い合って、距離がぐっと縮まった気がしました。

自由闊達な現地の生徒たちとの触れ合いを通じて、自分は色んなことにチャレンジしたいタイプなのに、自らブレーキをかけていたことや、もっと素の自分を出していいんだということに気付くことができました。

私たちがお世話になったホームステイ先は、ホストマザー一人暮らしのご家庭で、ウクライナから避難してきている女性も一緒に住んでいました。ホストマザーが大歓迎してくれて、たくさん話しかけてくださったので、最初から緊張せずに過ごせました。

清泉女学院中学高等学校

(清泉女学院中学高等学校)

普段優しいホストマザーも、就寝の時間を守らないと、本当のお母さんのようにまだ起きてるの?と部屋を覗きに来るのですが、帰る頃にはそのやり取りもなくなるのかと思うと寂しくて…。帰り際は泣きながらお別れしました。
英語は全然自信がなかったけれど、ホストマザーの言葉も聞き取れて、学校で勉強してきた英語は本当に通じるんだ!と自信につながりました。

この研修を経て、迷ったらとにかく挑戦してみようという気持ちが強くなりました。
挑戦してみて初めて、できること、できないことも見えてくるし、失敗を恐れずにチャレンジすることで新しい自分が発見できる。これからもこの気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。

*1 2019年まではニュージーランドで2週間の語学研修を実施していたが、コロナで中断したのを機に留学先を清泉の姉妹校のあるアイルランドに変更し、2024年に実施の運びとなった。

サポートしてくださる先生のおかげで
好きなことにトコトン打ち込める

数学の先生の教え方がとっても分かりやすくて、質問に行ってもいつも優しく教えてくださるおかげで、数学が一番好きです。数学は分からなかったことが分かった瞬間の、閃いた!っていう感覚がたまりませんね。

卓球が大好きで、部活動の他に、地元の卓球クラブにも入っています。部活が終わった後にクラブに行って練習する曜日もあるのですが、どちらの活動もない曜日は一人用の自習スペ-スで18:30まで勉強しています。学校で勉強すると、先生にすぐ質問できるのではかどります。

先生方が生徒のやりたいことを後押ししてくださるので、勉強もやりたいことも両方欲張っても大丈夫!それが清泉の一番の魅力です。

清泉女学院中学高等学校の図書館

2層建ての図書館の蔵書は65,000冊。個別スペースと、グループワーク用のスペースがあり、放課後はどちらのスペースも勉強や調べ物をする生徒が大勢訪れます。(清泉女学院中学高等学校)

お話

清泉女学院中学高等学校の口コミ
清泉女学院中学高等学校
高校2年生 A.Uさん

自分と向き合うことができた
ボストンカレッジ研修

高1のとき、ボストンカレッジで行う一週間のリーダーシップ研修Ever to Excelに参加しました。栄光学園の生徒が24名、清泉からは6名でした。
ボストンカレッジでは10名くらいのグループごとに大学生のメンターが2名入ってくれて、愛とはなにか、友情とは?など、普段友だち同士では話さないようなテーマについて英語でディスカッションします。教室だけでなく、キャンパスの芝生で輪になって語り合う時もあり、大学生のメンターがとても親切にサポートしてくれて、次第に自分の意見を言えるようになりました。

清泉女学院中学高等学校

栄光学園との共同プログラムEver to Excel。栄光学園の母体であるイエズス会が運営するボストンカレッジで、現地の大学生や世界各地から多くの学生が参加し、じっくり語り合います。(清泉女学院中学高等学校)

特に印象に残っているのは、最終日に「外見からは分からない自分」をテーマに話し合ったときのこと。思い切って悩みを話してみたら、皆が肯定してくれて、自分は受け入れられている、ありのままの自分でいいんだと心が軽くなりました。
メンターの大学生や現地の高校生のほか、ポルトガル、アイルランド、ホンコンなど、世界各地から集まった高校生とたくさん語り合ったり歌ったり、ボストンの街に出かけたりしたことは忘れられない思い出になりました。
ぜひ後輩のみんなもチャレンジしてほしいです。

軽音楽部の仲間とともに
心に残るステージを届けたい

軽音楽部は中1~高2まで総勢50~60人が一緒に活動しています。
私のパートはギターで、バンドは同学年同士で組みますが、曲ごとにメンバーをチェンジしながら練習に励んでいます。
私たちの代が最上級生になったのを機に、文化祭以外にも演奏する機会がほしいねという話になり、講堂で6月に2回ライブを行ったり、学年混合バンドによるライブを企画したり。
たくさんの生徒が聴きにきてくれて嬉しかったです。

清泉女学院中学高等学校 講堂のステージ

講堂のステージで演奏できる貴重なライブ!(清泉女学院中学高等学校)

オールイングリッシュの英語の授業が
世界を広げてくれました

清泉の英語は、入学時からレベルに応じて3クラスに分かれています。
中1で最上位のクラス(ARE)に入れるのは帰国生試験やグローバル入試で合格した人だけで、中2もAREクラスに下のレベルから編入するのは条件が厳しいのですが、中3から成績にもとづいて3レベルのクラスに再編成されます。
私はそのタイミングを狙って頑張って勉強し、最上位のほぼオールイングリッシュで進められる「ハイアドバンストクラス」に入ることができました。ネイティブスピーカーの先生の授業も多く、積極的に参加したので会話力にも自信が付き、ボストンカレッジ研修にも挑戦しようと思うようになりました。現地でもたくさん友だちをつくることができて、ほんとうによかったです!

清泉女学院中学高等学校

(清泉女学院中学高等学校)

英語は全学年で習熟度授業を行っています。中3のハイアドバンストクラスのオールイングリッシュの授業では、列の先頭の生徒が読み取って覚えた複雑な文を、最後の生徒まで伝えていくというハイレベルな伝言ゲームで盛り上がっていました。(清泉女学院中学高等学校)

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