2025 神田女学園中学校高等学校 生徒のクチコミ。私たちの学校自慢

1890年、女子教育の必要性を痛感した初代校長の竹澤里先生が、幾多の試練を乗り越え、創立した神田女学園。
以来、女子教育の伝統は脈々と受け継がれ、「誠愛勤朗」という言葉と共に今なお学園の中に息づいています。

今の時代に不可欠な「言語教育」に特に力を入れるとともに、確かな学力に裏付けられた「教養」と「品格」を備えた女性の育成を目指す神田女学園中学校高等学校で、学園生活を謳歌する在校生にお話を伺いました。

お話

神田女学園中学校高等学校の口コミ
神田女学園中学校高等学校
高校1年生 C・Kさん

将来のビジョンが描けるシステムが整っています

私は日本で生まれて日本で育ったので、自分の母国語である韓国語がしゃべれるようになりたいと思ったことと、日本語と英語だけより、もう一つ言語を身に付けておいたほうが将来の選択肢が広がると思い、韓国語も学べるこの学校を選びました。
高校は3つのコースに分かれます。留学がメインの「グローバルコース」にも興味がありましたが、将来への明確なビジョンが描けるまでは先ずは勉強を頑張ってみようと思い、幅広く学べる「アドバンストコース」を選びました。
この学校は先生たちがとっても優しくて、本当に居心地がよいので、将来は教育系に進学して先生としてこの学校に戻って来られるといいなと思っています。

教科の枠を超えた探究を深める学びがおもしろい!

独自の探究活動「NCLプロジェクト」は、中1の時は「韓国文化」、中2では「在日韓国人の自己肯定感について」、中3の時は「アイデンティティの形成ついて」というテーマで取り組みました。自分の興味のあることを探究しつつ、レポート作成やプレゼン能力など、将来役に立つスキルも身に付く点がいいと思います。

年に1回「NCLアワード」というイベントがあって、様々な分野を専門的に研究している連携校の大学の先生方からフィードバックをいただけます。アドバイスのおかげで年々コツがつかめるようになってきて、昨年は学年代表に選ばれました。

神田女学園中学校高等学校の「NCLアワード」

毎年3月に開催する「NCLアワード」。これまで取り組んできた探究の成果を多くの識者の前で発表します。(神田女学園中学校高等学校)

私が進学した「アドバンストコース」ではNCLプロジェクトは行わないのですが、理系の選択授業で「理数探究」に取り組んでいます。
起業家に扮して企画を考えて、銀行役の先生にプレゼンし、1年かけて事業として軌道に乗せていく取り組みです。
私は農業タイミーというアプリ開発を提案し、予算案についてはOKが出たのでホッとしているところです。NCLプロジェクトで培った力がバッチリ役に立っています。

グローバルな環境で、
英語も韓国語もしっかり身に付きます

英語は中学3年間でかなり身に付いたと思います。先日、英検2級の二次試験を受け、合格しました!
韓国語も初級レベルでしたが、中1から三年間、韓国人の先生が担任だったので、積極的に会話するよう努めました。
韓国語はTOPIKという検定がありますが、1級から6級まであり、6級が最上級、5級が大学生レベルで、私は10月に4級に挑戦する予定です。

自習スペースがたくさんあります

勉強は主に学校でします。図書室やK-SALCなど、校内には自習スペースがいっぱいあり、職員室前のスペースは、すぐに先生に質問できるので特に人気が高いですね。
5階には、月水金の放課後にチューターの先生がいるSAMTBというスペ-スがあり、自習スペースとしても利用できます。

神田女学園中学校高等学校の自習スペース

職員室前など、フロア毎に自習スペースが設けられています。(神田女学園中学校高等学校)

学校全体が家族みたいな学校です

文化祭のクラスの出し物はお化け屋敷を計画していますが、先生の似顔絵を描いたお札を作って来場者に配ろうと計画しています。お札を持っていれば先生方が悪霊から守ってくれるかなと思って(笑)
先生と生徒だけで楽しむ後夜祭は、各部活動のステージなどが披露されるのですが、中でも先生方のパフォーマンスは最高に盛り上がります。一昨年は化学の吉岡先生が白塗りでマツケンサンバの音楽と共に後ろの扉から登場して、仮装した先生たちも勢揃いでダンス!今年はどんなパフォーマンスが見られるか楽しみです(笑)

神田女学園中学校高等学校 文化祭の後夜祭にて

文化祭の後夜祭にて。先生たちの楽しいパフォーマンスに生徒たちが一斉にカメラを向けます。(神田女学園中学校高等学校)

先生方と生徒の距離が近いのが神田の一番の強みだと思います。先生方をそれぞれのイメージに合わせて、神田のお父さん、優しいお母さん、頼れるお姉ちゃん…と友だちと話しています(笑)。
先生方は些細なことも相談できる頼もしい存在です。

お話

神田女学園中学校高等学校の口コミ
神田女学園中学校高等学校
中学2年生 Y・Kさん

ニュージーランド短期留学を目指して英語頑張っています!

英語が好きです。先日、英検4級に合格し、今は3級に向けて勉強中です。
3級からは面接や筆記もあるので、週に8コマの英語の授業を大切にしながら、ネイティブの先生と積極的に話すようにして合格を目指します。
中3になったら希望制のニュージーランド短期留学(3週間)があり、先輩方の話を聞くたびに絶対参加したい!と今から楽しみにしています。
現地で積極的にコミュニケーションをとれるように、英語の勉強は頑張っています。

神田女学園中学校高等学校のニュージーランド短期留学

ニュージーランド短期留学(神田女学園中学校高等学校)

一番楽しいのはダンス部の活動です

この学校を選んだ一番の理由は、ダンス部があること。あと、小さい頃から海外ドラマなどを通して外国に憧れがあって、言語教育に惹かれたからです。
ダンス部では学年リーダーをしています。部員は中学生約20人、高校約30人で先輩後輩の仲はとってもいいです。
週に3~4回、大きな鏡が設置された小体育館でガールズやヒップホップなどの練習に励んでいます。

神田女学園中学校高等学校のチャリティコンサート

9月の文化祭や3月のチャリティコンサートがダンス部の主なステージ。高校生は8月の日本高校ダンス部選手権にも出場します。(神田女学園中学校高等学校)

準備期間も盛り上がる自慢のイベント文化祭!

文化祭は大好きな行事なので、実行委員としても、クラスの模擬店の準備も全力で活動しています。
実行委員では、文化祭のシンボルとなる大きな看板づくりを担当しています。昨年は生徒全員に自分の強みや個性を書いてもらって一つの作品に仕上げました。
今年は手形アートをつくろうかと検討中です。

神田女学園中学校高等学校の文化祭

7階に掲示された2024年の文化祭の看板
一人ひとりの生徒に自分の強みや個性を書いてもらったメモを、花のデザインにして制作しました。(神田女学園中学校高等学校)

好きなことだから取り組める探究活動

「NCLプロジェクト」という1年間かけて取り組む探究活動があり、ダンス部の友だちとペアで、大好きなダンスをテーマに取り組みました。
ダンスはいつ頃から何のために始まったのかなど、興味のあることなのでどんどん調べたくなりました。
色んな本のページをめくりながら、普段ほとんど本を読まない自分にこんな一面があったんだ!と自分再発見にもなりました。

一年間の集大成となる発表会「NCLアワード」の日は、校内にすべての探究作品が掲示され、優秀な作品には賞も与えられます。
中1は1枚のポスターにまとめるので、目を引くことが大事だと思い、キラッキラのデコレーションで勝負したら、なんと学年代表に選ばれました!

神田女学園中学校高等学校の「NCLプロジェクト」

中学1年から始まる「NCLプロジェクト」は、自然(Nature)、文化(Culture)、生命(Life)の分野から、自分自身でテーマを定め、課題解決に向けて取り組む探究活動です。
(神田女学園中学校高等学校)

ライフノートは先生との交換日記
ライティングの力も身に付きます

先生と毎日やり取りするライフノートという手帳があって、たまに英語で書くようにしています。副担任のネイティブの先生がコメントを書いてくれる日もあるのですが、また間違っているよと(笑)文法的にも指摘してくださるので学びになります。

神田女学園中学校高等学校

先生との交換日記のようなライフノート。週ごとに立てた目標を毎日振り返り、先生がコメントを寄せてくれます。(神田女学園中学校高等学校)

神田女学園中学校高等学校の図書室

毎月新しい図書が70冊、雑誌が20冊も入ってくる図書室。オンラインですぐに取り寄せることができる便利なシステムも整っています。(神田女学園中学校高等学校)

神田女学園のカフェラウンジ

友だちと勉強したりおしゃべりしたり…。ラウンジは家庭のリビングのようなほっとする空間です。(神田女学園中学校高等学校)

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